絶対神 王牙

声優:速水 奨
個人データ
名前王崎 冰(おうさき しずる)
コピー絶対神
校内所属国立ベルナール学園総合校長務(あくまで表向き)
年齢不明
生年月日不明
血液型不明
身長・体重不明・不明
好きな物「探している」
嫌いな物「失いつつある」
宝物地球
公式ストーリー
 死の宣告と、それに伴う僅かな徒労。それが今日の彼の日課となった。
 いつの頃かであるのか…。それを思い出すことさえ、無意味と思える悠久の流れに在ったのだ。

 王牙という名は、称号である。
 彼は、いつでも力に飢えていた。「王の牙」と称したのも、欲するところを独奏したにすぎない。
 人としての形骸にあったとき、彼は仏門に帰依していた。その頃から、自らの芯に潜むものは、この道を欲してはいないと、考えるようになっていく。
 彼がたどり着いたのは、外法の典、「殺戮の独覚」であった。これは英明強靱な者を殺し、その血肉を取り込んで、神の域に達しようとする、呪われた外法中の外法であった。
 この呪われた外法に手を染めて15年が経ち、彼が手にかけた俊英は1000人にものぼろうとしていた。
 そして彼は神龍に出会う。まだ神龍と名乗る前の彼は、その頃の王牙が見ても、強力な磁力を思わせる覇気にみちあふれ、只者ではなかった。その神龍を贄として、王牙はついに魔王の力を得る。
 王牙の得た力は、強大であった。彼自身が自らを恐怖するほどに…。四元素を操り、時空を歪ませ、生命を愛でる。
 まさに、彼の力は神に並びつつあった。誰も達することのなかった生命未到の領域である。王牙自身、己れのこれからが、不透明になりつつあった。

 そして彼の精神は、宇宙との同調を始めてしまう…。
 その時から1秒が千年となり、1分は億年となった。速度さえも感じそうな焦燥感、現実のものとは信じがたい苦痛。制御不可能な、自分の自分自身に対する暴虐の中、王牙は「宇宙の意志」を聞く…。
“イマコソ、カノ星ニ、破壊ノ、トキヲ…”
 あらゆる「存在」が、地球を、人類を否定していることを、王牙は知る。自分の神の力を通して、裁きが下されようとしていることも、王牙は知る。
(止めねばなるまい…。)およそ彼らしくない発想ではあったが、やはり彼は人間であった。
(俺が消滅すれば、すべてがとまる)
 しかし、今の自分を誰が止められるというのか。暴走する自分に自ら命令することも、ままならなくなりつつある今、唯一の方法は、王牙の精神が、肉体のたがから外れる前に、その肉体を破壊することのみであった。
 王牙は、いや王牙の中の残された精神は、自分を倒すにかなう男を探し始めた。自らの闘気を結晶化したカイザーストーンを凱座勇人という男に託した。そして、神童の呼び声高い、カッシュ・ギュースタンという男にも、カイザーストーンを渡す。さらに紫紅京介という男の復讐心を煽り、立花一輝という男には、新たな肉体を用意した…。
「俺を止めにこい。頼む…。」

 エキスパートの養成校、国立ベルナール学園の校長として、彼は待ち続ける。
 あらゆる分野の天才達であろう、この学園の生徒も、彼を倒すことはできそうにない。残るは彼の呼び寄せたあの男たちだけなのだ!

勝利メッセージ
対ゴウカイザー
 燃えつきてしまったようだな。はかなき炎の男よ。
対ヘルスティンガー
 死とは甘美なもの。おまえはいつもそう歌って来たではないか…。
対キャプテン・アトランティス
 私に殺されるのだ。胸を張って、笑顔で逝くがいい。
対不動丸
 死を恐れることはない。私との同化を意味するだけだ。
対かりん
 神となった私に、わずかなりとも勝てると思ったのか?
対バトルマスター神龍
 学ばぬな、轟一郎殿…。あの時の忘れ物だ。今こそ死をくれてやろう。
対紫紅 京介(MVS)
 楽しい一時であったな。姉上が待っているぞ、京介…。
対紫紅 京介(家庭用)
 お前だけはと思っていたのだが…しょせんここまでの男か。
対マリオン
 私に殺されるのだ。胸を張って、笑顔で逝くがいい。
対シャイア
 死を恐れることはない。私との同化を意味するだけだ。
対ブライダー
 私に殺されるのだ。胸を張って、笑顔で逝くがいい。
対プラトニックツインズ
 逝くがよい…私の愛を受けるには、お前たちは無能すぎたようだ。
対絶対神 王牙
 犯した罪の大きさ、まだ解らぬか!忘れるな!これが本物の王の牙だ!」

技紹介

われ下天照覧げてんしょうらんせり

 →↓AorC
 炎に包まれて舞い上がる対空系必殺技。発生が早く空中追撃能力もアリ。多段ヒット技ながらカスるように当たってもしっかりと連続ヒット。
 強で出すと2回舞い上がります。対空技なんですが、それよりは連続技として見る事が多いであろう技ですね。
 CPU王牙は結構この技を空振りするので連続技で反撃しておきましょう。下手に手を出すとこの技に潰されて泣く事になります。
 PS版の技名は「下天照覧せり」
「げてんしょうらんせり」

きみ炎火えんか

 ←→C
 バックステップしつつら巨大な炎を飛ばす技。
 この炎に相手の飛道具がぶつかると弾けて小さな炎の弾が多数発生して飛んでいきます。つまり相殺不能。
 バックステップしつつの飛道具というだけでも極悪ですが、飛道具がぶつかると更に極悪な飛道具になるっていうのが。飛道具でなくて化身転髪の分身でも化。
 カイザーウェーブ程には巨大ではないので飛び越されはしますが、反撃を受ける事は無いと思います。っていうか受けるような間合いで使うな。
 PS版での技名は「炎火と舞え」
「えんかとまえ」

なんじ切人懺悔きりひとざんげせよ

 ↓←A
 炎に包まれて凄まじいスピードで突進し、相手を壁にたたきつける技。とんでもないゴッドプレスといったところ。
 判定が強くて威力が尋常でない。ガードされても投げ1発分位は削ります。硬直は長めなので反撃受けますけどね。
 相手がバックステップするのと同時にこの技を出していればバックステップの硬直中にこの技が襲い掛かるので、相手はうかつにバックステップ出来ません。PS版での技名は「切人懺悔せよ」
「きりひとざんげせよ」