ギース ハワード

声優:コング桑田

個人データ
名前GEESE HOWARD
格闘スタイル古武術
国籍アメリカ
誕生日 1月21日
身長183cm
体重82kg
血液型B型
趣味不特定
好きな食べ物レアステーキ
嫌いな物野望を阻止する邪魔者
大切な物己自身
得意スポーツ特になし

バックストーリー

 あらゆる人々に希望の光を与えた男、ジェフが死んだ。いや、正確には殺されたのだ……。かつては同門であり、ライバルでもあった男の手によって。ギース・ハワードにとりジェフという存在は、目障りでしかなかった。正義という幻想におぼれ、近い将来、必ず目の前に立ちはだかるであろう災い……。だから消した。そのときのギースは一切、表情を崩すことはなかったという。
 自分自身しか信じようとせず、暗黒界をただひたすらに走り続け、野望達成のため、邪魔する格闘家は誰であろうと抹殺してきた。彼をそうまでさせる理由は、当の本人しか知る由がなかった。そしてサウスタウンは、暗黒の時代を迎えることとなる……。今年も開催される「キング・オブ・ザ・ファイターズ」数多くの名も無き格闘家達は、サウスタウンという罠に吸い込まれるように消えていった…。

悠的コメント

 今回シリーズ初、スーツ姿で闘う事が出来ます。かなり闘いに向かない服装ですが、格ゲーキャラには服装で動きがどうこうという概念無いですから。かつての餓狼スタッフならこだわりというものもあったでしょうけど…まあ、ファンサービスという事で素直に喜んでおきましょう。私は割と嬉しかったです!
 時代的に持っていてはいけない技は「疾風拳」と「邪影拳」の2つ。疾風拳は公式に…餓狼1でのビル落下の時に咄嗟に放った技を昇華させたものとなっています。餓狼SPにおいてあまりにも疾風拳後の着地が遅いので、ファンの間で冗談として使われていたネタをSNKが正式採用してしまったわけです。邪影拳はご存知の通り、アンディの斬影拳を見様見真似で…いくらギース様でも、大会中にいきなり真似出来るわけないです、よってこの技も本来、持っていてはいけません。
 餓狼WAは「ストーリー」と「格闘部分」は完全に切り離して見るべきでしょう。闘ってるのは「RB2」時代のキャラだけど、ストーリーだけ「餓狼1」時代。

エンディング

「ハァハァ」
肩で息をするテリー
「ギースゥ」
見下ろすギース様
何故かうつぶせになるテリー。動きがヘンで倒れたというより自らうつぶせになったようにしか見えない。
テリーを残して立ち去るヘンな顔のギース様

エンディング−スーツギース−

「ハァハァ」
肩で息をするテリー
「ギースゥ」
ネクタイをただすギース様。袴姿と動きが違う唯一の場面
倒れこむテリー
テリーを残して立ち去る、もはや誰だかさっぱりわからないマユゲ無い人

コマンド投げ

真空投しんくうな

←→C

 相手を柔道の肩車のように頭上に持ち上げた後に大きく放り投げる技。かつての通常投げであり、RB2のコマンド投げ。
 RB2では雷光回し蹴り空キャンセルからの真空投げ…通称「雷光投げ」が猛威を振るいましたが、今作では「必殺技」ではなく「コマンド投げ」なので、空キャンセルから放つ事が出来なくなってしまい、あまり役に立ちません。
 通常投げと同じコマンドで投げ抜け可能な為、コマンド投げとしての価値も低め。

「フンッ」


虎殺掌こさつしょう

→←C

 相手を持ち上げて締めあげた後にポイっと捨てる技。かつての通常投げ。
 演出時間が長いので、見ていて鬱陶しく、自分で決めてさえ鬱陶しいので喰らってる相手はさぞや不快でしょう。使わない方が無難です。何で無闇にゲームテンポを妨げる技を作るんですかね?
 投げ抜け対策に使いたければ使えばいいさ。

「だっ とりゃっ」


特殊技

雷光回らいこうまわ

←B

 前移動後ろ回し蹴り。
 お馴染みの技ですが、今回は何故か中段判定となっています。しゃがんだ相手に当たれば、相手はよろめくので追撃可能。何かもはや全然別の技です。
 隙は小さめですが、ガードされた場合反撃を受けないというレベルではなく、発生も遅いので……使わなくていいんじゃないですか?

「トヤッ」


天倒殺活二段蹴てんとうさっかつにだんげ

↘BC

 ハイキック後にローキックを放つ技。
 何、これ?と言いたくなってしまう意味のわからない技です。
 性能だけ見ればどうしようもないダメ技というわけではないんですが、優れた点も無いです。使い道が無いので、結局「どうしようもないダメ技」。
 コマンド上、暴発はまず起きないので「毒にも薬にもならない」空気のような存在の技。

「トヤッ」


飛燕失脚ひえんしっきゃく

しゃがみ中→B

 前方に飛びかかって腕を払う技。
 雷光回し蹴りが中段になった代わりにこの技は上段判定に。
 WAでは貴重なガードされても有利な技ですが、やっぱり使い道が見当たらない。

「ダァ」


連打掌れんだしょう

ジャンプ中C+C+C+↓C

 空中から掌打を両手で交互に最大で4発放つ技。かつての通常技。
 4発目だけヒット効果がダウン。
 1発増やすごとにヒット時に地上で技がつながりにくくなっていくので、特に使う必要も無い気がします。
 小ジャンプでは出せないというのが結構痛い。


必殺技

烈風拳れっぷうけん

↓↙←A(フェイント版:↓AC)

 腕を振るって気を飛ばす飛道具技。ダブル烈風拳は無い。
 ガードされても大丈夫な技ですが、使い勝手は決して良くはないです。
 CAをガードされた時だとかに。生で使う場面は無い…と思う。
 フェイントを出すぐらいなら実際に使った方がマシかも。他キャラのもそーなんですが、フェイントなのに硬直長いんだよ!

「レップウケン」


疾風拳しっぷうけん

空中↓↘→AorC

 両腕を広げた後に両腕を前方に突き出して空中から気を放つ技。空中飛道具。RB2で消えた技が復活しました。いらないからダブル烈風拳を返せよ。
 使ってしまうと着地が遅くなってしまうので、使っちゃダメという類の技。
 ライデンに嫌がらせにでも使ってれば?それでスーパードロップキックでカウンター喰らって昇天するもまた一興。

「シップウケン」


邪影拳じゃえいけん

↓↙←C

 蒼いオーラを纏って突進肘打ち。そこからアッパー気味に腕を振り上げ、逆の腕で腕を振り下ろす連続攻撃技。
 今までと違って、相手に当たらなくても連続攻撃に移行するんですが、連続攻撃に移行するのはかなり遅く、そんな間合いから使うような技じゃないです、そもそも。
 弱技からでもつながる発生の早さと突進力。初段からヒートブロウがつながる恐るべき破壊力。ついでに受け身不能でダウン追撃確定。ガードされても硬直短めで痛い反撃を受けにくい。何この性能?

「ジャエイケン」


身投みなげ・螺旋らせん

←↙↓↘→B

 左腕一本で相手の必殺技、ジャンプ攻撃を受け止め、その左腕を振り上げ相手を舞い上げ、宙に舞った相手に対して腕を振るい弾き飛ばしてしまう技。上段当て身投げ…まあ、投げじゃないけどな。格好悪い羅生門を少しは見栄えがするようにアレンジしたのがこの技なのかも。
 羅生門を意識してないなら、物理的な力をほとんど使わず相手を弾き飛ばすという事で、大東流の影響。
 威力低めなので実戦ではあまり役に立たないように感じます。

「はっ とりゃっ」


身投みなげ・弧月こげつ

←↙↓↘→C

 相手の攻撃を受け止め、脚で相手を持ち上げてそのまま地面にたたき付ける技。中段当て身投げ。
 脚で持ち上げて投げるってのはクリザリッドとかブリストルなんかも使ってるボスキャラ御用達の技なのだよ。まあ、首絞めの方が多いけどな、ボスキャラ。
 餓狼3以来久々の「受け止め成功」でダメージが確定する中段当て身投げ。
 ダメージは螺旋と同じく低めですが、通常技を受け取られるこちらの方が使い勝手は上。相手のけん制に対して適度に。

「はっ とりゃっ」


下段当げだんあ身打みう

←↙↓↘→A

 相手の下段攻撃を受け止めて相手の鳩尾へ膝蹴りを入れて反撃する技。下段当て身投げ。
 螺旋や弧月と違って、技後に追撃が可能なので、ダメージはかなり大きい。
 元々、決めにくい下段当て身ですが、本作は下段があまり有効ではないので、実戦で決めるのは困難だと思われます。
 だからこその大ダメージなんでしょうけどね。

「ふっ」


超必殺技

レイジングストーム

↙→↘↓↙←↘BC(フェイント版:↓BC)

 両腕を頭上に掲げた後に振り下ろす事で気の刃を発生させる技。ナイトメアではないので、昔の気柱系。
 どう見ても正面ガラ空き。普通に真正面から攻撃を喰らえそうなぐらいにスカスカ。
 相変わらず発生が遅く、硬直も長いというかなり使えない技です。
 1枚目の画像には「悪」提灯あるのに、2枚目&3枚目になくて、4枚目になると復活してるのはレイジングストームのあまりの威力に空気が揺らぎ光が屈折した為だと思われます。…いいじゃないですか、それぐらい!大変なんすよ、技画像の収録は意外と!!

「レイジングストーム」


虚空烈風斬こくうれっぷうざん

↙溜め←→BC

 ダブル烈風拳のごとく、両腕を交互に振って烈風拳を4連発した後に、両腕を突き出してで巨大な気を飛ばす技。
 最初の4発はKOFギースのように全く飛びません。C・Cからつながるんですが溜め時間ギリギリなので慣れが必要です。
 硬直は絶大ですが、最後の一撃でかなり間合いを離せるので痛い反撃は受けづらい。相手キャラと相手プレイヤーの技量にもよりますが。

「ウインドストーム くらえっ」


オーバードライブパワー

レイジングデッドエンド

→←↙↓↘Cで準備。準備完了後に螺旋or弧月成立で発動

 相手の攻撃を受け止め、相手を地面に叩きつけた後に超疾風拳とでもいうべき巨大気弾で攻撃する技。
 超当て身投げですが、KOFシリーズの当て身系超必のような「何でも受け止める」ような技ではなく、コマンド入力でまずは腕に光が灯り、デッドエンド準備完了。後は制限時間内に上段or中段当て身投げを成功させれば発動となります。
 デッドエンド準備モーション自体が動作が遅く、準備できたところで、相手に「当て身」狙いなのがバレてしまう。あんまし使えない技です。威力もゲージ1本にすら届かないですし…。見た目は格好いいんですけどねぇ。
一応、ゲージが消えるまでの間、デッドリーレイブを使う事も可能です。

「レイジングデッド」


デッドリーレイブ

→↘↓↙←→A+A+A+B+B+B+C+C+C+↓↙←C

 突進後に連続攻撃を入れて最後に波動ビーム。超邪影拳。
 コマンドが難しく、最後まで入れたところで、邪影拳初段キャンセルヒートブロウからの連続技の方がダメージが大きいという、単なる魅せ技となっています。
 デッドリーレイブが入る場面では邪影拳も入るわけで、同じ1ゲージなら難度の面だけ見ても明らかに邪影拳に分があります。
 デッドエンドの巨大疾風拳でも思うんですが、単体で使ってくれよと。レイブの波動ビームとデッドエンドの巨大疾風拳と烈風斬の巨大烈風拳を、単体で!

C・C>邪影拳1段目>ヒートブロウ>C・C>邪影拳>雷鳴豪波投げ205
C・C>デッドリーレイブ206
C・C>邪影拳1段目>ヒートブロウ>レイジングストーム219
C・C>デッドリーレイブ9段止め>C・C>邪影拳>雷鳴豪波投げ220
C・C>邪影拳1段目>ヒートブロウ>ジャンプC>C・C>邪影拳>雷鳴豪波投げ226
C・C>邪影拳1段目>ヒートブロウ>跳び連打掌(3ヒット)>C・C>邪影拳>雷鳴豪波投げ229

「デッドリーレイブ」