カイン R ハインライン

声優:橋本 潤
個人データ
名前KAIN R HEINLEIN
年齢26才
性別
身長183cm
体重76kg
誕生日 2月16日
血液型B型
国籍アメリカ
格闘スタイル暗黒真空拳
趣味読書
特技目から相手の感情がわかる
大切なもの自分を取り巻く人々
苦手なもの
好きなもの満点の星空
嫌いなもの惰性
好きな食べ物アップルパイ
好きな音楽クラシック
得意スポーツ特になし(やれば何でもできる)
バックストーリー
 自由の街、「セカンドサウス」の全てを手に入れようとする怜悧な男。
 その目的はただ一つ……。セカンドサウスの完全独立化である。そして、全地区のスラム化、真の弱肉強食の世界を作り出そうとしている。
 彼の野望の源となっているのは、幼児期の体験がその基盤となっている。
 彼の生地は貧民街でも最もひどい地区にあった。親と呼べる存在はおらず、唯一の肉親である姉と、その日暮らしを余儀なくされた。
 ……力だけが全ての街。手に出来る食料はストリートファイトで手に入れたチップのみ。カインは小さな体で戦い、そして生き繋いできたのだった。
 そんな中で彼は悟った。保護されている人間とそうでない人間。
 自ら、戦って道を切り開いていく人間と、システムに組み込まれ流されていく人間。
 この世の中で「生きる」ということに対し、真摯に立ち向かっているのはどちらか……?
 己の出生時の立場は関係ない。真の意味での自由な世界を創り出そうと考えたのである。その考えを実行に移せるきっかけを得たのが8歳の時。ストリートファイト中のカインの姿が、たまたま通りかかったファミリー(秘密結社)のドン・パパスの目に止まったのである。容姿の美しさと……そして何より強さを買われたカインは、ドン・パパスに拾われ、ファミリーの一員となる。
 十数年後…………。恵まれた才能を武器に、組織内で独自勢力を作り出した彼は、ドン・パパスを追い落とし、ファミリーのボスとなっていた。
 そして、今……。遂に彼は長年の考えを実行に移し始めた……。

バックストーリー2
 カインとグラント……。
 この2人には、他人には計り知れない深い繋がりがあった……。

 さかのぼること19年前。まだカインがスラムにいた頃、彼には親友と言える男がいた。
 その男の名は「アベル」。
 お互い孤児だった彼らは出会った頃からすべてを理解しあえる仲となり、寝食はもちろんのこと、ひもじい時や辛い時も、お互いをかばい助け合ってきた。

 ある日、カインとアベルは、同年代の少年がリンチに合っている現場を目撃した。
 暴行を加えているのは、スラムでも悪辣で有名なチンピラ集団で、言動からもそれが彼らの憂さ晴らしである事は明白だった。
 それでも少年は無抵抗のまま殴られ続けるだけだった。
 彼にはわかっていたのだ。抵抗すれば、更に殴られる……。どんなに殴られても、耐えるしかなかった。
 しかし……肉のきしむ音が何十回も街にこだました後、ようやくチンピラが去った時には、少年はすでに息絶えていた……。

 数時間後……。カインとアベルは、海が見える緒かに、その少年を手厚く葬ってやった。
 ……二人は、ずっと海を眺めていた。しばらくの後、カインはアベルを振り返った。
「……俺は……嫌だ。戦わずして、こんなところで朽ち果てるなんて……俺は嫌だ!」
「カイン……お前?」
「俺はいつか、ここを抜け出す。そして、すべてを手に入れてやる!その時はお前も一緒に来い!アベル!」
 アベルは少しの間黙っていたが、すぐ何かを決意したかの様な面もちでカインに向き直った。
「……よし、わかった。俺もここで死ぬのは嫌だ。お前が突き進むというなら俺も突き進もう」
「そうだ!俺達はこんな所で死にはしない!……死んでたまるか!」
 カインは拳を握りしめ……そして、更に決意を固め言った。
「力が欲しい……すべてを手に入れる力が……。そして、それにはアベル、お前の助けが必要だ!」
「……わかったよ、カイン。お前を助けよう。お前が表になるなら、俺は裏となって……」
 夕暮れの日差しが彼らの影を地面に落とす。その2つの影は堅く、手を繋ぎ合っていた。

勝利メッセージ
楽勝
 勝利あっての真実…君には理解できぬようだ
普通
 私はどこへも行かぬ 気が済むまで足掻きたまえ
辛勝
 もう分かっただろう?負けて得るモノなどないのだよ
対ロック
 やはり…やるではないか それでこそギースの血族だ
対テリー
 牙をなくしては狼とは呼べぬ…期待外れだったようだ
対ドンファン
 何処までもふざけた男だ もっとも私は嫌いではないがな
対ジェイフン
 結果を生み出さぬ努力など単なる自己満足に過ぎないのだよ
対ほたる
 フッ…健気ではないか…だが少々出しゃばりすぎたようだ
対牙刀
 怒りにまかせた拳では私という壁は砕けはせぬよ
対ジェニー
 おてんばがすぎるのも困りものだ 少し大人しくして頂こうか
対マルコ
 ただ腕がたつだけか…どうやら脳まで筋肉のようだ
対フリーマン
 くだらぬ生き様をさらすならばここで朽ち果てるがよい
対北斗丸
 いけない子だ…私がお仕置きをしてやろう
対グリフォンマスク
 声援で実力を見誤ったか?馬鹿な男だ…
対ケビン
 君達の正義と私の正義…この違いは永遠にわかるまい
対グラント
 こうしていると思い出すな…あの日のことを…
対カイン
 己を持たぬ君に真の自由は理解できまい

ゲーム内ストーリー
対ロック戦
カイン「やはり勝ち残ったな…ロック・ハワード君 私はカイン…この街に暗黒をもたらす者だ 君は私と共に亡きギースの覇業を成し遂げるべきだ」
ロック「俺はオヤジとは違う!そんなものこの拳でつぶしてやる」
カイン「仕方がないな 力ずくというのも悪くはない!」
対ロック戦後
ロック「クッ…なんと言われようとかわりはない…」
カイン「ふむ…君の母が生きていると言ってもかね?」
ロック「今何と言った?母さんが…生きている?!」
カイン「良い返事を期待しているよ…ロック君」

対グラント戦
カイン「ここに来るのも久しいな…昔はよく手合わせをしたものだが……………グラント……?」
グラント「…カインよ…お前は何があっても…たとえ独りになったとしても…理想を追い続けられるか…」
カイン「…どういう意味だ?」
グラント「お前が俺すら倒す事が出来なくば…夢は絵に描いたものでしかないだろう…おまえが理想を実現できる力を持っているか…俺がこの拳で確かめてやるわ!」
対グラント戦後
グラント「何故だ?…なぜ全力を出さない…?」
カイン「…今日はここまでにしよう これ以上は何の意味もない」
グラント「フッ………まさか全てを知っていたとはな………さすがだ…友よ…」

対影カイン戦
?「……奴が帰ってきたか しかし…もう遅い……遅すぎたのだ…」
カイン「…そろそろ役者の交代だ 私の留守中、迷惑をかけたな我が“影”よ…
影カイン「…………………………残念だが………この席を君に返すつもりはない…」
カイン「何だと?」
影カイン「人間はしょせん独り…理想の為には常に怜悧でなければならない…が…君は愛する人に優しすぎる 情に流されてしまうような人間に夢は描ききれないのだよ」
カイン「フッ…残念だが…君が私に似ているのは姿だけだった様だ…」
影カイン「なんとでも言うがいいさ どちらにしろ今から…私が真実になるのだからな!」
対影カイン戦後
影カイン「まさかこれ程までとは…私の方が甘かったというのか…?」
カイン「馴れ合いは好まぬが…全てを否定し、排除するだけでは人も力も動かぬのだよ…」
影カイン「クッ…どうやら私は勘違いをしていたようだな…君ならば……夢を実現することが…出来るだろう…」
影カイン「そろそろ別れのようだ………私は……闇にかえろう…」

エンディング
 いつまであの若造をのさばらせておくつもりだ?」
「安心しろ…手は打っておいた…そろそろ奴もこの世とおさらばしてるだろうよ」
「なっ、何者っ!?」
「あっ、お…お前はっ!」
「ギャァァァーッ」
「グェェッ」
「ヒッヒィィィッ…」
カイン「もうよいグラント 後は俺がやる…」
「なっ…きっ貴様はカイン!?何故ここが???」
カイン「貴方の客人は実におもしろい事を話してくれましてね…とても興味深い内容でした」
「そっ…それで…?」
カイン「礼はキチンとしないと…特にあなたには世話になりましたからね…」
「うっ…うわぁぁぁーっ!」

技紹介
シュワルツフレイム
 バックステップしつつ炎を飛ばす飛道具です。バックジステップから出すので出した隙に飛び込み攻撃を喰らう可能性が低くなってるのが特徴ですね。ラスボスの使う技としては特別高性能とは思えませんけど、対戦相手からしてみれば嫌な技かもしれません。溜め技なのでガード状態から投げを使おうとすると暴発する事が…
「シュワルツフレイム」

シュワルツパンツァー
  腕に炎を纏った突進技。弱は出が速く連続技に便利で…強の場合は、まず炎を発生させてから攻撃に移るので単発で…。ガードされると割と危険なので注意。一応、ブレーキング対応技
「シュワルツパンツァー」

シュワルツランツェ
 ブレーキング対応の無敵対空技。炎を吹き出しながら蹴り昇り、頂点でハンマーパンチから炎を飛び道具的に射出するという…。地上の相手に対してもし空振りしてもフォローが効くのが強み。とはいえ地上の相手に対してはブレーキングで使うのが基本ですけど、やっぱり。コマンドが入りにくく溜め時間がちょっと長めなのが欠点かな?
「シュワルツランツェ」

シュワルツ・シュトゥース
 脚に炎を纏った突進技。T.O.Pアタックなので出しやすいんですけど、パンツァーと同じでガードされると危険です。やっぱりガードキャンセルで使うのが基本かと思います。
「もらった」

ヒムリッシュ・アーテム
 両腕を振り下ろし…そして上から巨大な気弾を降らせる技。攻撃が非常に速く…昔の餓狼みたいに体力減れば使い放題とかだったら結構危なかったかもしんないです。主に上段避け→立強Pキャンセルからの連続技に…画面端なら更にゼーレやランツェで追撃出来ます♪
「ヒムリッシュアーテム」

ヒムリッシュ・ゼーレ
 両腕を前方に突き出し気弾を発射する技。多段ヒット技なのでヒット、ガード問わずに相手に当たってる間に色々と…。立強Pキャンセルとか連続技にも使えますけど、画面端ではカス当たりしかしなかったりしてちょっと使いにくいかもぉ。
「ヒムリッシュゼーレ」

ヒムリッシュ・アーテム
 潜在能力になると気弾が3連続で降るようになります。違いはそれだけなので使い方は全く同じです。当然、空中コンボに組み込めばヒット後に追撃も出来ます。使いやすいので乱用したいですが…ゲージ溜めにくいキャラですしねぇ。
「おわりだ ファイエルン」

ヒムリッシュ・ゼーレ
 潜在能力版は気弾の色が変わり…そして軌道が実にぐにゃぐにゃとしており、これを盾にして相手に攻撃を…っていうのはもったいなさ過ぎる使い方ですね。やっぱり画面端で相手を投げた時の空中コンボ専用だと思います、この技は。
「おとなしくしてもらおうか ヒムリッシュゼーレ」