声優:コング桑田
名前 | GEESE HOWARD |
コピー | 蘇ったサウスタウンの支配者 |
格闘スタイル | 古武術 |
国籍 | アメリカ |
職業 | ハワード・コネクション総帥 |
誕生日 | 1953年 1月21日(42歳) |
身長 | 183cm |
体重 | 82s |
血液型 | B型 |
趣味 | 不特定(凝り性だが飽きっぽい) |
好きな食べ物 | ステーキ(レア) |
嫌いな物 | 自分の野望を阻止する邪魔者 |
大切な物 | 己自身 |
得意スポーツ | なし(強いていうならビリヤード) |
好きな音楽 | ゴッドファーザー・愛のテーマ |
特技 | 物事を強引に解決させること |
フフフ、私に会えてうれしいかね。生憎だが、この通りピンピンしている。サウスタウンも留守の間に、ずいぶんとネズミどもの数が増えたようだが、すぐに退治してやるから、安心しろ。再びこの街を我が手で支配し、全世界に私の健在ぶりをアピールしてやる。
サウスタウン・エアポートに4人の男が降り立つ。いずれの男も大柄でダークグレイのスーツに身を固めている。その重厚な足取りは、空港のロビー内に、ピリピリとした緊張感を一瞬にして張り詰めた。4人は空港内のクラブに足を運ぶ。店内に他の客は誰もいない。このクラブはサウスタウン・エア・ラインズのファーストクラス利用者のみを対象にしている。その昔、時の支配者ギース・ハワードが、強引につくらせた店である。4人は最も見晴らしのいい席に腰を下ろし、視線を外に向ける。
「相変わらずこの街には。血の臭いが充満しているな。」
「そうされたのは、あなたですよ。」
頭髪を剃ったサングラスの男が答える。
「フンッ……」
その中央に座する男は、怒りとも笑いともつかない声を発しながら、ひときわ高くそびえるビルに目を向ける。
「大丈夫です。あの建物はあなたが帰られるまで、完全なセキュリティを施しています。」
「完全か……。」
その男は完全という言葉の意味を、自分に問いただすように呟いた。
そこへ、1人の男を取り囲むマスコミ関係の一団が現れた。
「市長!4期目の当選おめでとうございます。あなたを応援してくれた市民に、一言コメントをお願いします。」
「ここでは、他の方に迷惑がかかる。後で記者会見を開くから、その時にしてくれんか。」
その一団は、徐々に4人の男たちの席に近づいてくる。どうやら先の市長選で勝利を得た人物へのインタビューを行っているらしい。一団は4人の前を通りすぎたが、市長は、ふと足を止め、4人の男たちの方へ怯えた表情で振り返った。
「お・お前は……」
市長は額にうっすらと汗を浮かべて、声にならないような呻きに似た声を発した。
「ギ・ギース・ハ・ハワードか……」
「な・何だってギース・ハワードだって!こりゃ大スクープだぞ。」
カメラが一斉にギースを捕らえフラッシュの嵐を浴びせる。
「市長。久し振りですな。凄い汗をかいておられるがどうされたのかな?まあ、そこに腰をおかけなさい。」
イタリアンスーツにバンダナといういでたちのひときわ鋭い目付きの男が、報道陣を制圧する。
「ビ・ビリー・カーンだぞ。」
再びフラッシュがたかれる。
「市長さんは、ギース様とお話があるんだとよ。とっとと帰んな。さもないと二度とカメラが持てねえ体になっちまうぞ。」
ビリーの性格を知る者から、バラバラとその場を離れ始める。
「い・生きていたのか?」
「フフフ……市長にとっては、死んでいたほうが都合が良かったですか?」
「そ・そうじゃないが……お・お前のコネクションは、もうこの街では、き・機能していないのだぞ……。」
「それならまた機能させればいい。太り過ぎが体に良くないのは、人間も組織も一緒ですからな。少しはシェイプアップしたほうが動きやすい。」
「そ・それはそうだが……」
「しかし、私がいない間にこの街では、ドブネズミを飼うようになったようですな。」
「な・何のことだか……」
「まあいい。市長、素晴らしい街づくりに、また協力させてもらいますよ。フハハ……」
ギースはそう言い残し、ビリー、ホッパー、リッパーを従えてその場を立ち去った。ギースタワーへ向かう途中で、ギースはビリーに耳打ちをした。
「あの市長は、すでにネズミに噛まれている。……消してしまえ!」
ジョー | てめぇ〜っ! 生きてやがったか。今度こそ、このジョー様が地獄へ案内してやるぜっ! |
勝利 | |
ギース | 貴様では役不足だ。 |
ボブ | あなたがギース・ハワードですね。あなたの悪名、私が消しさってあげます。 |
勝利 | |
ギース | この街はギース・ハワードの名がなくては、なりたたんのだよ。 |
フランコ | ゴーストじゃなさそうだな。ヤマザキをあやつっているのは貴様か? |
勝利 | |
ギース | ヤマザキ? 誰であれ、サウスタウンで勝手なマネはさせんぞ。 |
マリー | やはり生きていたのね。我が社のブラックリストからあなたの名前が消えたとき、おかしいと思ったわ。 |
勝利 | |
ギース | ブラックリストのトップにファイルしておくことだな。 |
山崎 | クックッ……。やはり この街にもどってきたか。俺のカンも相変わらず、さえてるな。ちょっと さがし物をしてるんだがな、アンタに聞きゃわかるんじゃないかと思ってね。 |
勝利 | |
山崎 | さすがだな。その様子だと完全に復活したみてえだな。出直すとするか。 |
ギース | フンッ! あのネズミがぁ……! 生かしてはおかんぞっ! |
舞 | あなたギース・ハワードなの?モーッ! あの3人もいいかげんなんだから。 |
勝利 | |
ギース | どうやらボガードたちの知り合いらしいが、貴様等がいくらあがいてもムダだ。 |
アンディ | き・貴様、生きていたのかっ! チッ……。またこの街をくいつぶす気かっ! |
勝利 | |
ギース | ちょっとはウデをあげたようだが、その程度でこのギースを倒すことはできぬわ。 |
ホンフゥ | ギースッ? あの大悪党の??? ゴーストやなかやろね。 |
勝利 | |
ギース | ホンコンのデカが、私の街で何をしている。勝手なマネをするようなら消えてもらうぞ。 |
双角 | 強大な殺気がビンビン伝わってくるわ。貴様の力、封じねばならん! |
勝利 | |
ギース | フッ、望月流もこの程度であったか。ウワサとは恐ろしいものだな……。 |
テリー | ギース! やはり生きていたか! 俺の拳で、今度こそケリをつけてやるぜっ! |
勝利 | |
ギース | 私も貴様に会いたかったぞ。どうだカン全復活した、私の拳は……? |
ギース | フッ……おろか者めっ……。 |
勝利 | |
ギース | うせろ。サウスタウンの支配者は一人で良いわ。 |
山崎 | 本気で復活する気かい? 老兵は、おとなしく消えていけばいいものをよ……。 |
勝利(バッドエンド) | |
山崎 | さ・さすがだな……だが、やはり貴様はここまでだ。奴には、かなわねぇ……あきらめな……。 |
崇秀 | ヤマザキを倒したことは、ほめてあげましょう。 |
ギース | な、なんだ…… |
崇秀 | しかし、彼に苦戦しているようでは私に会う資格はありません。フフフッ……会える日を楽しみにしていますよ……。 |
勝利 | |
ギース | どうした、もう終わりか? 口ほどにもないな。 |
山崎 | グゥ……さ・さすがだ…… |
崇秀 | サウスタウンの支配者、ギース・ハワード……さがしましたよ……。 |
ギース | な、何っ……? |
ギース | フフッ……どうやら本物のネズミのおでましのようだな……。 |
崇秀 | あなたがギース・ハワードさんですか?会えてうれしいです。私の名は、秦崇秀。この街はとてもいいところです。私も気にいりました。あなたは、もうご存じかと思いますが、あなたの持っている秘伝書は、我が一族の物なのです。とぼけてもムダです。中国のタン、ドイツのクラウザーから、あなたは秘伝書をうばっている。あなたが持っていてもムダだということは、わかっているはずです。さぁ、こちらへ……。 |
崇雷 | ……。おとうと……。よ・よくも わたしの かわいい おとうとを……。ぜったいに ゆるさんぞ! いきて ここから でられると おもうなよ……。 |
フンッ! ザコは、おとなしくしていろ!
ちょっとはやるようだが、私の敵ではないな。
フッフ……これが完全復活の証だ。
私の力をここまで引き出すとは、たいした奴だ。
←D
餓狼SPの遠強K。
「」
虎殺投げ(近距離←C)中にC
虎殺投げから変化するダウンした相手への追い打ち攻撃。
通常投げは、間合いが広くて使いやすい真空投げを使うのが一般的な為、この技の出番はまずありません。ギース様はこんな技も持っているんだ!という程度で。
裏雲隠し(近距離↗C)中にC
裏雲隠しから変化する締め技で、相手のノドを締め上げます。 絶命人中打ちよりもダメージが大きいんですが、裏雲隠しのコマンド自体が通常投げとしてはあまりにも使いにくく、この技も実戦では出番が無いかと思います。
↓↘→A(フェイント版:↓↘→BD)
割と使いやすい飛び道具。
なのだが、今回、飛翔拳も性能もいいし、天眼拳は強いしで…飛び道具として目立って強力な技というわけではなし。
射出モーションが何故か変更されてしまい、そのモーションが格好悪い。稼動当時から不評だった為か、後の作品では元に戻されてしまってしまった程。何で変更したんだろーなー?
「レップウケン」
↓↘→C
両腕で連続して烈風拳を放ち、巨大烈風拳とする技。
今回攻撃判定が2回発生するようになった為、攻撃判定の大きい飛道具としてではなく、飛道具を相殺しつつ飛び道具を飛ばしたり、至近距離での連続技に使える技となりました。
完全に重なって大きな飛び道具になってしまうと普通の飛び道具と同じであり、この技の価値はほぼ失われます。
「ダボォレップウケン」
空中↓↙←AorC
お馴染み空中飛道具。
今回は強で出すとモーションが変更され、ダブル疾風拳とでも言うべき技となります。
強では攻撃判定が非常に大きくなるんですが、大きくなったからといって特別強いというわけでは無いです。ダブル烈風拳のように至近距離で多段ヒットするわけでもありません。
「シップウケン」
←溜め→BorD(フェイント版:↓↙←→BD)
アンディの斬影拳を見様見真似で覚えたという、餓狼SPでは没となった突進技。斬影拳と見比べて、突進技という以外に共通点は特に見当たりませんけどね。
折角の待望の突進技なんですけど、溜め技である事と突進速度が遅い事とで、前方ダッシュが可能な餓狼3では特に使い道がありません。餓狼SPで存在してれば使えたんでしょうけどねぇ。
「ジャッエイケン」
←↙↓↘→B
相手の必殺技、ジャンプ攻撃を受け止めて投げ飛ばすギース様の代名詞的必殺技。
今回は攻撃力が高くなった事で決めた時のリターンが大きくなり、より実戦的な技へと変化しました。
前作で強力な対空技であった燕返しが割と使いにくくなったので対空にはこれを使う事をお勧めします。
←↙↓↘→D
相手の通常技を受け止めて投げ飛ばすギース様の代名詞的必殺技。
上段当て身投げに比べ決める機会が多いからなのか上段当て身投げよりもダメージは小さくなっていますが、それでも餓狼SPと比べればマシで、通常投げよりもダメージが大きい技です。
↙→↘↓↙←↘CD(フェイント版:↙→↘↓↙←↘AC)
両腕を頭上に掲げた後に振り下ろす事で気の刃を発生させる技。完全復活の証の技らしい。
相変わらず発生が遅く、攻撃範囲も狭い為、その用途は先読み対空に限られます。
削り用途にも向きません。
「レイジングストーム」
↓C+C+↓↙←→CD
潜在能力版。
攻撃範囲がかなり広くなっていますが、コンビネーションアーツで気絶させて、そこにヒットさせる仕組みなので攻撃範囲は全く関係ありません。
演出を意識した技の為か、ギース様は力を込めて「レーーーイジング」とかやってしまっている為、ランダム潜在発動で出てしまうと悲惨ですね。先読み対空で出して、実際に相手が飛び込んでくれていたとしても、多分…間に合わず攻撃受けちゃいます。リアルバウトのエンディングで出そうとしてたのはこちらの潜在版?(RBの場合、通常時でも餓狼3潜在版の大きさですが…)とにかく発動が遅い。
通常時に使う分には始動技がヒットさせやすい為、潜在能力の中ではかなり使える部類。
「レーイジング ストォォーム」