声優:B.J.LOVE
名前 | FRANCO BASH |
コピー | 苦悩する元キックボクサー |
格闘スタイル | キックボクシング |
国籍 | アメリカ |
職業 | 飛行機の整備士 |
誕生日 | 1963年 9月16日(32歳) |
身長 | 195cm |
体重 | 110s |
血液型 | A型 |
趣味 | フィッシング |
好きな食べ物 | カレーライス |
嫌いな物 | 息子をいじめるヤツ |
大切な物 | 息子(ジュニア) |
得意スポーツ | アイスホッケー |
好きな音楽 | ジャズ |
特技 | ビールのイッキ飲み |
あの男が俺の息子を人質にとったのは、元キックボクシング世界スーパーヘビー級チャンピオンの俺の力を秘伝書探しに利用するためだ。息子の命のために、やむを得ずヤツの言うことを聞いたが、もう我慢できん。俺のこの手で必ず息子を救い出してやる!
ここはサウスタウン・エアポート。サウスタウン最大級の規模を誇る近代的空港であり、各諸国とこの街をつなぐ代表的窓口である。ここで働く労働者たちは、飛行機の修繕や補強などといった作業に従事しており、鉄と油の臭いが立ちこめていた。
その中にひときわ目立った大柄な男の姿があった。工場の男たちにとって、体格の良い長身の男など珍しくもなかったが、彼の上背はその誰よりも頭一つ分高いところにあった。大きいが、決して肥満した印象はなく、見事にバランスがとれているのである。
「おーぃ!フランコの兄貴ーっ!」
するとその男──フランコ・バッシュが振り返った。その鋼のような肉体は彼が、格闘界で生きてきたことを証明するかのように輝いていた。元全米スーパーヘビー級のキックボクサーで、無敵のチャンプとして名を馳せていた。愛する女性との結婚……最愛の息子の誕生を機に引退を大変惜しんだが、愛する者のために彼の決意は固かった。
「兄貴。電話が入っていますョ。」
一人の痩せ細った小男が駆け寄ってきて言った。
「誰からだ?」
「それが、また口の聞き方を知らねぇ奴でして山崎って伝えりゃ解るって∴齣フ……」
小男が話を終える前にフランコは足早に歩き始めていた。その顔には鬼のような形相が張りついていた。
数か月前の事である。フランコは仕事を終え、仲間たちと少し酒を飲んだ。店を出て気持ちよく家路についた彼を、一つの光景が襲った。妻と息子を取り囲むようにして立っている三人の男たち。
「ヘッヘッヘッ。もう一度いい返事を聞きたくてねェ。あんたの説得に奥さんと息子さんも協力してくれるってわけだ。ヒィーッヒッヒッ……」
言いながら真ん中のコートを羽織った男が唇の端を吊り上げて笑った。妻と息子の二人の体は、この距離からでもわかるほど大きく震えている。息子はフランコの姿を認めた途端、たまっていたものを吐き出すかのようにワッ≠ニ泣き出した。
その一瞬である。フランコの岩のような巨体はすでに間合いに入っていた。
手下の男二人は突風に舞う紙キレのように吹っ飛んだ。瞬く間にありったけのパンチが叩き込まれたが、フランコは攻撃を止めざるをえなかった。妻エミリアの声にならない悲痛なまでの叫びが、フランコの自我をとりもどさせたからである。彼の拳と顔は返り血に染まっていた。気付くと溝オチに鋭い痛みが走り抜けた。彼の意識は泥のようにゆっくりと呑み込まれていった……。
──フランコの足はすでに電話の前まで来ていた。毅然とした態度で受話器を取る。
「俺だ。要求は呑む。そのかわり息子の命を保証しろ。この下衆野郎!」
行き場を失った怒りの拳が、目の前の鉄柱をへし折った……。
ジョー | えらく でけぇオッサンだな。だがパワーだけじゃ、このテクニシャンのジョー様は倒せねえぜ。 |
勝利 | |
フランコ | 俺は昔、てめえのようなムエタイ野郎を何人もマットにしずめてやったぜ。相手が悪かったな。 |
ボブ | ファイトするためにいらしたのなら私がお相手いたします。 |
勝利 | |
フランコ | この店には、もっと手応えのある奴はいねえのかよ。 |
ダニエル | なんだぁ! お前っ! 兄貴にそっくりじゃねえか! |
勝利 | |
フランコ | 俺のパワーまでは勉強してなかったようだな。 |
マリー | あなた、ヤマザキという男を知っているわね。できれば、教えてほしいんだけど。 |
勝利 | |
フランコ | すまねえな。ちょっとワケありで、しゃべるわけにゃいかねぇんだ。 |
山崎 | いろんな奴が、この街にあつまってきたぜ。そろそろネズミ退治でもしてもらうか。なぁ、オッサンよぉ。ヘヘッ、くやしいか?ここで俺を倒せたら、息子を返してやってもいいが・クックッ……どうするよ? |
勝利 | |
山崎 | まだ現役でも通用しそうだな。そのパワーでジャマな野郎を退治するだけだ。ガンバレよっ! |
フランコ | おいっ、まてっ!息子はどこにいるんだっ!!話がちがうじゃねえか?!チッ!あの野郎だましやがった。息子に手ぇ出してみろ、ただじゃすまさねえぜ。 |
舞 | どっかで見た様な気がしてたけど、今の闘い振りで思いだしたわ。キックの世界チャンプだったでしょ? |
勝利 | |
フランコ | おじょうちゃんが、ウロウロする街じゃねえぜ!おうちにかえって、おネンネしてなっ! |
アンディ | あなたはキック界で無敵と恐れられたフランコ・バッシュ……!でも、なぜこんな所に……? |
勝利 | |
フランコ | てめえの様な奴とは、現役時代に会いたかったぜ。 |
ホンフゥ | あんた、ヤマザキと関わりよぅごたるね。手をひかんとやったら、覚悟してもらうばい。 |
勝利 | |
フランコ | すまねえ。息子が人質にとられてるもんでな。だが、てめえのおかげでケリをつける決心がついたぜ。 |
双角 | 殺気だっておるのぅ。おぬしも秦の秘伝書に魅せられておるのか? |
勝利 | |
フランコ | ジャマだっ! こんな所で遊んでるヒマはねえ。それに秘伝書なんぞにキョーミはねえよ。 |
テリー | キック界の伝説の男に、こんな所で会えるとは思ってなかったぜ。俺と一勝負してくれよ。 |
勝利 | |
フランコ | てめえ 強かったぜ。今度会う時はキック界のチャンプとして、てめえに会いてえぜ。 |
ギース | フッフッ……かがやかしい栄光をひっさげた男も、ただのネズミに落ちぶれたか……。 |
勝利 | |
フランコ | てめえもしぶてぇ野郎だな。だが、以前の力は、なくなっちまった様だな。 |
山崎 | クックッ……お前もバカだねぇ。もうチャンスはやらねぇ。本気でやってやるぜ。 |
勝利(バッドエンド) | |
山崎 | お・恐ろしいパワーだぜ……。だ・だがパワーだけじゃ、奴は倒せねぇ……あ……あきらめなっ。 |
崇秀 | ヤマザキを倒したことは、ほめてあげましょう。 |
フランコ | グッ! 何がおこったんだ? |
崇秀 | しかし、彼に苦戦しているようでは私に会う資格はありません。フフフッ……会える日を楽しみにしていますよ……。 |
勝利 | |
フランコ | 息子をどこにやった!言わねえとその口を、二度と使えねえ様にするぞっ! |
山崎 | ク……クソォ…… |
崇秀 | フランコ・バッシュ……キック史上最強と言われた男の力、見せてもらいましょう。 |
フランコ | グッ! 何がおこったんだ? |
フランコ | ホーゥ、ヤマザキにはバックがいやがったか。 |
崇秀 | あなたは、ヤマザキがやとっていた男ですね。フフッ……ヤマザキまで倒してしまいましたか?どうやら、私の存在は聞いてなかったようですね。心配しなくても息子さんは、私があずかっています。私の名は、秦崇秀。あなたは、今まで私のためにネズミ退治をしてくれていたのです。でも、もうその必要もなくなった。テリー、ギース、ヤマザキ、私のエモノの3人まで倒してしまった。そして、私の存在まで知ってしまった。これ以上のボウソウを許すわけにはいかない……。 |
崇雷 | ……。おとうと……。よ・よくも わたしの かわいい おとうとを……。ぜったいに ゆるさんぞ! いきて ここから でられると おもうなよ……。 |
そのまんまオネンネしてな。
やっとエンジンが かかってきたってぇのに、ノビちまいやがった。
この技をくらって命があるとは、タフな野郎だぜ。
おい、大丈夫か?生きてるか?
→D
「」
↓↙←AorC(フェイント版:↓↙←BD)
2段パンチ。
2発目が中段判定となってますが、2発目という事で見てから余裕でガード切り替え可能であり、ガード崩し能力は低め。
連続技に組み込めますが、その用途にしても弱Kを連打していた方が強い為、あまり出番は無し。
「ダブルコォォング」
↓↘→BorD(フェイント版:↓↘→AC)
独特な軌道な踵落とし。2Dでは有り得ない方向から攻撃をする3ラインある餓狼3ならではの技。
当然、スウェーラインにも攻撃判定が及んでおり、一見して対空技としても優秀そうだが…さっぱり使えません。
餓狼3を代表するダメ技。…バッシュが餓狼3から使っていた必殺技の中でこの技だけがRBSで消えてしまってます。
「パワーバイシクル」
←↙↓↘→AorC+←↙↓↘→C
弱は上半身をウネウネさせながら突進攻撃。当然ながら上半身無敵。
強は全身をウネウネさせながらっていうかスウェーラインとメインラインを行ったり来たりしながらの攻撃。
強のみ追加コマンド有り。
これもまた、餓狼3ならではの必殺技。使い勝手は良い部類。
「ウェェビンブロー」
→↘↓↙←CD(×2)
ダブルアッパーで浮かせてRPLPRPRK。
ダブルアッパーの射程が短いものの、ダブルアッパーがヒットしなければそれで終わる為、隙は小さい。
餓狼3当時、誰も毎回毎回全然別の技になるなどと思ってなかったでしょうね。個人的にはこの餓狼3のが一番好きです。
「ハルマゲドンバァスター」
ND+↓C+↓↙←→CD+→↘↓↙←A
潜在能力版。
全てヒットする相手が極端に少ない為、バトルアーカイブズ1発売まで…つまり10年以上もの間、公式にはバッシュは「潜在能力無し」とされていたので幻の技といえます…まあ、普通にコマンドはバレていて、AA餓狼3だとかで公開されていたので、バトルアーカイブズ1で初めて知った!なんて人はいないでしょうけど。
演出は超必とほとんど同じでトドメのRKだけ別の技となり、最後に専用の挑発を行ようになっています。
「マーヴェラァァス」