声優:マイケル ビアード
名前 | WOLFGANG KRAUSER |
コピー | 闇の帝王 |
格闘スタイル | 総合格闘術 |
生年月日 | 不明 |
年齢 | 不明 |
出身地 | ドイツ |
身長 | 200cm |
体重 | 145s |
血液型 | A型 |
趣味 | 中世の骨董品 |
好きな食べ物 | 食べ物全般 |
得意スポーツ | 興味はないがやれば何でもできる |
大切なもの | 騎士道精神 |
好きな音楽 | クラシック |
嫌いなもの | 虚栄・虚構 |
※趣味:中世の骨董品を破壊…ではなく収集みたいです、普通に。
オペラは後半にさしかかっていた。
幕間の音楽が流れる中、ロイヤル・ボックスで大柄な紳士はブランデーグラスを静かに傾けた。
「ヘル・クラウザー、今回はいかがです?」
同伴者であろう、向かいに座る女性の声が響いた。
「見事です。100年に1人と言われる、このソプラノ歌手を聴きに来た甲斐がありました」
どうやら、その他は気に入らなかったのだろうか。あまりにも見事すぎるソプラノ歌手の前にドイツ有数の楽団も、指揮者も影が薄くなっているのは確かである。
そんなクラウザーの皮肉に女性は微笑し、再び舞台に目をやった。
「ヘル・クラウザーは何がお好みかしら」
「先日のショスタコーヴィッチの演奏会は素晴らしいものがありましたよ。フロイライン」
女性の質問を軽く受け流し、男は遠い目をした。
「…ずば抜けた才能の持ち主はいつの時代も孤独だ。しかし伝説を生むものは…」
クラウザーは誰にも見せたことのない不適な笑みを口元に浮かべながら呟いた。社交辞令以外のクラウザーの表情を見たことのない女性は驚愕した。
「フロイライン」
何事もなかったようにクラウザーは隣人を見た。
「次は私が招待しましょう。我が家にすばらしいピアニストがいましてね」
闇の帝王から彼女の知るクラウザーへと表情を戻し、彼はブランデーグラスをテーブルに置いた。
「え、ええ。ありがとうございます。よろこんでお伺いさせていただきますわ」
その女性は二度とクラウザーの裏の顔をみることはなかった。クラウザーが三闘士を集め、世界の表舞台にでようと企む前の話である。
ゲーメスト増刊によれば、ギースを超えるラスボスという事でデザインは相当に難航したとのこと。
ラフを見ると、死神だのモーニングスターを持った鎧戦士だの…無茶苦茶である。が、もっとも無茶苦茶なのは…
柳生十兵衛風のデザインであろう。腕は義手で「鉄の爪」、肘には針が仕込まれており…眼帯からはレーザー発射という………餓狼というより風雲です、これじゃ。
設定の多くはアニメ「バトルファイターズ餓狼伝説2」において設定され、それが公式設定となっているという感じです。アニメ製作時に餓狼チームが設定を作ったのか、餓狼チーム…SNKが設定に関わっていないのかは知りませんが(個人的にはアニメ版の設定(=ほぼ公式設定)はかなり好きじゃないです。「狙いすぎ」な感じなのと、「芸術家」というよりは「愛に飢えたプライドの塊」といった感じで)。
シュトロハイムという名や、ギースの異母弟という設定はバトルファイターズ2からであり、そして。
作中においてテリーに敗れた後に自殺をしてしまい、それまでもが公式設定に取り込まれてしまい、結果、兄は「さらばギース」なるキャッチコピーまでつけられた作品で偉大なる死を迎えたのに対して、この御方は「死亡シーン」など一切なく、ふと気づいたら「いつの間にか(というかRBの公式ストーリーにおいて)」死んだ事にされていたというかなり可哀想な事になってしまいました。自分と対等に戦えるモノが現れ、自分を倒してしまった…ならむしろ自害なんてしないと思うんですよね。電撃CD文庫版の「テリーに倒されボロボロのとこをギースに襲われた」というのであれば死んでも不思議はないですが、今度は「ギース様はそんな卑怯な事はしねぇ」というか「宿敵クラウザーをそんな手段で倒しても自分が惨め」。結局…ゲーム版クラウザーの死亡原因は不明。そもそもギースが生きていた以上、クラウザーも本当に死亡したのかどうか実際のところは不明です。
有名なので知っている人も多いでしょうけど…名前の由来はモーツァルトとカール=ゴッチから。最後に餓狼1以前にクラウザーがギースに宛てた手紙でも転載しますね。
「親愛なるギース・ハワード様へ
そろそろあなたの役目も終わる。素晴らしい悪役ぶりはもう十分に楽しませてもらった。これは私からのお礼だ。だが、新たなる闇の時代が来る。あなたには舞台を降りてもらう。
ヴォルフガング・クラウザー」
クッ! 貴様等それでも世界チャンプとまで呼ばれた男達なのか? | |
ギースという男も、所詮は表社会のクズだったようだな。 | |
ギースをたおした男達に伝えろ。最強伝説は私のものだとな・・。 |
よく来たな。待っていたぞ。
どうやら私の招待状、喜んでもらえたようだな。
私は暗黒の帝王
ヴォルフガンク・クラウザー
暗黒界を知らずに世界最強を吠えられると、黙っているわけにいかないんだよ。
我が最強伝説のためにも君の首を頂くとしよう。
フッ! その程度の力で、このクラウザーをたおすことはできぬわ。あの世でギースが、まっているぞ。
貴様をたおし、影武者としての人生にピリオドをうつ!
ハッハッハ! 帝王を名のるならば、もう少し強くなることだな。
今、ここに、ヴォルフガング クラウザーが世界最強となる。 | |
帝王の最強伝説は私がもらった!そして貴様が影武者となるのだ。 |
↓↙←AorC(SFC)(MD)
暗黒の帝王ならではの隙無し飛道具。でも軌道が高いのでしゃがまれると当たらない。というか写真収録して初めて、普通にプレイしてるとまず使わない技だと気づいた。こちらの技に反応して出してくるので…収録面倒だっつうの!かなり時間かかりました、この技も。
「ウォー」
↓↙←BorD(SFC)(MD)
暗黒の帝王ならではの隙無し飛道具の下段版。下段とは言っても立ちガード可能でただ単に軌道が低いだけ。CPUクラウザーはこちら多用する…実に堅実なCPUであるな。スライディングで抜けられちゃうのが欠点かな?
「ウォー」
ガード時←↙↓↘→↗AorC(SFC) ←↙↓↘→AorC(MD)
相手の攻撃を受け止めて投げ飛ばす餓狼ラスボス伝統の奥義。なのだが使用頻度が前作のラスボス(ギース)に比べて極めて低かった為…当時、クラウザーも当て身投げ使うんだ!と言っても全然信じてもらえなかった…私が餓狼2に触れたのは餓狼SP発表後(必殺技公開前)だと言うのに…。えと、画面端に追いつめないとまず使いません。見たい場合はまずクラウザーを画面端に追いつめてみましょう。ベアでボム連打すると高い確率で食らえます。
「フンッ」
→←↙↓↘→AorC(SFC)
暗黒の帝王渾身の超巨大飛道具。とにかく格好いい…のだが喰らう奴はいない…それほどまでに出が遅い。しかも普通の飛道具に消される。アニメみたいにパワーゲイザーで消されるならともかくセンベイで消されるとクラウザーファンとして泣きたくなってくる。
MD版では超必殺技となっている為、使用出来ません。
「カイザーウェーブ」
→↘↓BorD(MD)
MD版のみに存在する必殺技。レッグトマホークを強化した感じの技…ですがジャンプ力がありすぎて割と使いにくい。
餓狼SPを真似したんでしょうけど、そもそも通常技にレッグトマホークがある以上、無理にこんな技を作らなくてもいいと思うんです。
「ウォー」
→↘↓↙→C(MD)
メガドライブ版では餓狼SP同様に超必殺技となっています。餓狼SPと違い溜めが必要無いのはいいんですが、発生が遅いのでまあ、普通にあまり役に立ちません。
オリジナルに何か超必殺技作ってくれてもよかったのに。
「カイザーウェーブ」