声優：生瀬 勝久
| 名前 | ＬＡＵＲＥＮＣＥ ＢＬＯＯＤ |
| コピー | 三闘士 |
| 格闘スタイル | 我流マタドール殺法 |
| 生年月日 | １９６０年 ９月 ４日（３２歳） |
| 出身地 | スペイン |
| 身長 | １９５cm |
| 体重 | ９５s |
| 血液型 | Ｂ型 |
| 趣味 | フラメンコギター |
| 好きな食べ物 | ビーフシチュー |
| 得意スポーツ | フェンシング |
| 大切なもの | 名誉 |
| 好きな音楽 | フラメンコ |
| 嫌いなもの | 女、子供 |
※格闘スタイル：「空手闘牛殺法」となってる資料もあります。初期設定ですかね？
かつてはスペイン闘牛士界の英雄と呼ばれ、持ち前の端正な顔とその優雅な身のこなしとで“社交界では知らぬものはいない”とローレンス・ブラッドは言われていた。こうやって酒場の隅でギターを弾いていると、ブラッドも落ちたものだという囁き声がどこからか聞こえてくる。
我流のマタドール殺法で闘牛を素手で絞め殺し、栄華を極め、そしてその強さゆえ皮肉にも人々の心を離してしまった元英雄。今では僅かな崇拝者が残るのみで、冷酷無比と忌み嫌う人間がほとんどになってしまった。
「セニョール・ブラッド。あんた、闘牛だけでなくギターもうまいんだね！」
舞台の上で踊っていたダンサーが、波のようなスカートの端をつまみあげうっすらと汗をかきながら近づいて来た。
女を見向きもせずに墜ちた英雄は立ち上がった。
「ああ、知ってるよ。あんた女嫌いだっけ。でも返事くらいしてくれてもいいじゃないか、減るもんじゃないし」
口の減らない女だというように一瞥を与えたが、礼儀として一応返事をした。
「セニョリータ、私に何かご用ですか」
女は口元に笑みを浮かべ、「べつに」と答えた。さすがに表情は変えはしなかったが、苛立ちを覚えてブラッドは立ち去ろうとした。女は笑ってローレンスの背中に話しかけた。
「ウソよ。さっきあんたを尋ねてきた男がきたわ。闘牛士界の英雄に用事があるんですって。光栄じゃない」
女の言ったことは翌日証明されることになる。ローレンス・ブラッドの屋敷に一人の男がやって来たのだ。それも闇の帝王の使いとして。
来客を招いたローレンスは口の端を歪ませながら、こう呟いた。
「闇の帝王がわたしの力を必要とするのか…。謹んでお受けしよう」
このキャラに限りませんが、やはり餓狼２のキャラは「格好良い」です。ローレンスの場合、アニメ版でクラウザー版ビリーというか、クラウザーの忠臣のように描かれてしまったのと、「嫌いなもの」でホモ疑惑が持ち上がってしまった事と…それに悪ノリしてＲＢＳでヘンなキャラにされてしまったのとですっかり、イメージが変わってしまいましたが、餓狼２時点でのローレンスは寡黙かつ冷酷な男。
紳士的な態度でありながらも、限りなく残酷であり冷酷。ゲーニッツ的なキャラなんですよね、結構。実はとってもこのキャラ好きでした。
戦いにおいてはブラッディスピン以外では技名を言わないところとか、容赦無く武器を使うとことか、勝つと「オーレィ」とか何か気分良さそうなとことか。ステージＢＧＭも好きでした（バルログステージのＢＧＭも好きですし、ワーヒー２ＪＥＴのスペインステージのＢＧＭも好きなんで…まあ、この辺りローレンスが好きだとかでなくてスペインの…）。
結局、隙があればクラウザーを倒そうとしつつも、クラウザーの強さにも惹かれているという「捨丸」みたいなキャラとなってしまい、それはそれで味はあるのですが、何か違うなと思った悠なのでした。
ちなみに、口上の途中に攻撃されて瞬殺されるというのは私的にはアリです。アレもまたローレーンース…「強い…強すぎる」。ＭＯＮＤＯ版のはダメー。
戸谷ローレンスと難波ビリーは是非ゲームでも採用して欲しかったです。難波アンディは無い。ローレンスの話じゃなくなったのでここで終わります。
クックックッ・・・。貴様の鮮血で、俺のマントをより深紅に染めてやろう。
クッ！貴様の力がその程度なら闘牛と闘うほうが、よほど楽しめるわ！
あなたの手下として闘うのもそろそろあきたものでね。
子牛でも相手にしているがいい！
| 今、ここに、ローレンス ブラッドが世界最強となる。 |
| これからは私が帝王となろう。 |
←溜め→ＡorＣ（ＳＦＣ） ←溜め→ＢorＤ（ＭＤ）
闘牛士自ら相手に突っ込んでいく突進技。ヒットするとグリグリと腹をえぐる。寡黙なローレンスが唯一技名をしゃべる必殺技でもある。非常に判定が弱い。
「ブラッディスピン」
↓溜め↑ＢorＤ（ＳＦＣ） ↓溜め↑ＡorＣ（ＭＤ）
高速大ジャンプからのマント攻撃。マントで攻撃する為、判定が強いというか無敵技以外ではまず落とされる事がない強力な必殺技。ガードされても問題はない。強いですねぇ。
←↙↓↘→ＡorＣ
隠し持ったサーベルで突く技。出が早くて隙が全然無く、威力絶大で…画面端に追いつめてこれを連発するだけで強い。っていうかそのパターンでＣＰＵに負けた経験のある人は多いと思う。
ＡＢ（ＳＦＣ）
名称不明の攻撃避け。ネオジオ版では「挑発」のようですが、挑発間合い外でも平気で使います、まあＣＰＵキャラですしね。
避けた後に攻撃するバージョンもありますが、そちらはただの避け攻撃。
↙↓↘→↗ＡorＣ（ＭＤ）
ＭＤ版にのみ存在する謎の対空技。
ＲＢ２版のブラッディカッターみたいな感じですが、かなり長い全身無敵時間があり、対空としては非常に高性能です。
弱で出すと相手がダウンしないので地上の相手に対しては強で使っていく必要有り。
↓↙←↙→Ｃ（ＭＤ）
ＭＤ版にのみ存在する超必殺技。
餓狼ＳＰのブラッディフラッシュとは完全に別モノで、「ささめ雪・閃」のような技になっています。つまり、相手に当たると吸い込んで、改めて攻撃し直します。終わり際が当たると吸い込まずにそのまま終わるようですが。出がそこそこに早いので超必殺技としては高性能な部類に属していますね。