名前 | 孫悟飯(そんごはん) |
孫悟空を育てた祖父であり、武術の達人。悟空の中にある特殊な能力を認め、自分の持てる限りの武術の知識を注ぎ込む。「第一のルールは…ルールなどないということ」と悟空に教える。
悟空が地上に落ちてきたとき、孫悟飯はその赤ん坊を自らの孫として育てることを決意した。
その子供に特殊な能力を認め、彼は自分の持てる限りの武術の知識を注ぎ込んだ。
そして、ある日のこと。
ピッコロ大魔王の復活を、超人的な感覚でいち早く察知し、彼はピッコロ大魔王を阻止する決意を固めるのであった。
何で生き返ったのか、よくわからないじっちゃん。時間が無いとか言ってるので、時間限定で蘇生か?占いババ?
悟空には武術の知識「だけ」を注ぎ込んだようで、心は荒んでるわ、技は未熟だわで……武天老師様と比べて師匠としての才能は無いに等しいようである。武術の知識ってのは…つまり何だ、「蹴り技を科学する」とか、そんな感じか?実に使えないじっちゃんである。
孫悟空 | じいちゃん!! |
孫悟飯 | はは、悟空、わしがいてびっくりしたか? |
孫悟空 | う…うん。 |
孫悟飯 | 修行が終わっとらんのにお前を見捨てるわけがなかろう? |
孫悟空 | オレ… |
孫悟飯 | 来い、悟空。時間がないのじゃ。わしがいなかった間の修行の成果を見せてもらおう。 |
孫悟飯 | こんにちは、お嬢さん。すごい装備で固めたもんじゃのう。 |
ブルマ | ありがとう。おじいさんもなかなかいい……杖をもってるわね。 |
孫悟飯 | ははは、この杖は見かけよりたいしたもんじゃぞ。シンプルにして優美さを兼ね備えた武器じゃ。 |
ブルマ | ふーん…あたしのハイテク銃に敵うとは思えないけどな。 |
孫悟飯 | 手合わせしてみればわかることじゃよ。用意はいいか? |
孫悟飯 | 武天老師様、ずいぶんとご無沙汰しておりました… |
亀仙人 | しばらくぶりじゃ。修行は忘れとらんか? |
孫悟飯 | それはご自分で見ていただけますかな? |
亀仙人 | よかろう。どれだけ覚えているか、確かめるとしよう。 |
ヤムチャ | おーい、じいさん。道に迷ったのか? |
孫悟飯 | いや、武道会に参加しに来たんじゃ。 |
ヤムチャ | うはっ、年齢制限に引っかかんじゃねえのか? |
孫悟飯 | ほう、そんなにわしを倒せる自信があるのならいつでもかかってきなさい。 |
ヤムチャ | よし、行くぜ! |
孫悟飯 | お嬢ちゃんはたしか悟空の友達じゃったの? |
チチ | はい、チチって言います。 |
孫悟飯 | チチさんや、この年寄りの頼みを聞いてくれんか? |
チチ | 何でしょう? |
孫悟飯 | 技が錆びついておらんか、ちょっと手合わせしてもろうて確かめたいのじゃ。 |
チチ | もちろんです、そのために来たんですから。行きますよ! |
孫悟飯 | うーむ、この化け物はピッコロ大魔王の仕業か… |
フーラム | キシャーー!! |
孫悟飯 | お前が破壊をもたらす者なら、わしは平和を運ぶ者となろう。 |
フーラム | キシャーーーーーー!! |
孫悟飯 | もちろん平和をもたらすためには、荒事が必要なときもある…例えば今のようにな。 |
フーラム | ギギャーーーーーーー!! |
大猿 | がぁぁぁぁぁぁ!!! |
孫悟飯 | なんじゃ?この化け物は? |
大猿 | がぁぁぁぁぁぁ!!! |
孫悟飯 | 悟空の気を感じる…化け物よ、わしの孫に何をした? |
大猿 | うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! |
孫悟飯 | 悟空を傷つけたのなら、思い知ってもらわねばな! |
マイ | 死んでいなかったのか… |
孫悟飯 | がっかりしたようじゃの。 |
マイ | ふっ、まさか。むしろこれは私自身の手でとどめを刺すチャンスだ。 |
孫悟飯 | ほざいておれ。前に襲ってきたときも、おぬしはたいしたことはなかったぞ。少しは進歩したのか見てやろう! |
孫悟飯 | また会ったの、ピッコロよ。 |
ピッコロ大魔王 | ありえぬ。お前の息の根は止めたはずだ。 |
孫悟飯 | 失敗したようじゃの。わしはちゃんとここにおる。 |
ピッコロ大魔王 | それももう長くない、老いぼれ。今度こそ仕留めてやる。 |
孫悟飯 | ははは!やってもらおう。 |
ピッコロ大魔王 | ば…かな………こ…の…わ…たし……が…!! たかだか…人間ごときにぃぃぃぃぃ………!! |
孫悟飯 | 人間の心の強さに勝るものはないんじゃ。それを見抜けなかったお前の負けじゃ。 |
ピッコロ大魔王 | ぐぐ…ぐぁ… |
孫悟飯 | 70歳にしてはやるもんじゃろう! 今日の特訓はこれで十分じゃろう。 さて、昼飯の時間じゃ。 |
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