SFC版とMD版で対人戦でのみ使用可能だった「ダック」「マイケル」「リチャード」「タン」「ホア」「ライデン」「ビリー」「ギース」。
しかし、SFC版は2P側では使用出来ず、MD版にはホアとビリーがいないという不完全版(そもそもが移植自体がかなり不完全なんですが)。どちらもオリジナルの必殺技を追加していましたが…。
というわけで、ネオジオ版。古いソフトですので、当然ながらデバッグネオジオでも使用不能。universal biosの「PATCH MEMORY」で使用してみました。
※技名はオールアバウト対戦格闘ゲームのものを使用しています。
基本的にCPU戦は出来ないです。バトル終了後や1ラウンド終了後にフリーズします。
当然CPU専用キャラ相手にCPU専用キャラが投げを入れるとヘンな事になります。
CPU専用キャラの話ではないですが、同キャラ対戦をしても似た感じで「同キャラの投げ」を喰らうとヘンな事になります(テリーでしか試してないので言い切っちゃダメなんでしょうが)
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
ヘッドスピンアタック | ↓↘→A | 別ラインに跳ね返る |
割と普通です。通常投げとしてバックドロップを持っていましたが、それも移植版で使っているので斬新というわけでもないです。
当然のごとく、スライディング…いわゆるニードルローは「しゃがみキック」で、同じグラフィックで滑らないのは「しゃがみパンチ」でした。
ダックに限らず、CPU専用キャラは基本的にガード能力が無いです。起き上がりに技を重ねると喰らいまくってくれるのはガード出来ないからなんですね(何かガードされる事がある気がしますが、きっと気のせいです)。
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
逆立ち攻撃 | ↓↘→A | |
ぶらさがり回転攻撃 | ↓溜め↑A |
動画(1954KB)
SFC版とは当然ながら全然違います。SFC版では逆立ち状態で行動する事が出来ずに攻撃終了後勝手に元の体勢に戻っちゃってました。
MD版に近いんですが、当然それとも違う。半空破弾ことワイルドホーンはSFC版では単独の必殺技でしたが、実際には逆立ち状態での攻撃。
投げ技も持っているんですが、グラフィックが無い。逆立ち状態でも使えるのが卑怯(逆立ち状態の時は投げを食らいません)。
面白いのはレバー下で「ガード」ポーズをとれます。ガード出来ないCPU専用キャラにあってこれは貴重。投げ技と下段技は防げませんし、毎回ガードになるのではなく、逆立ちしてしまう事もあるので…実際に対戦するとなると頼れませんけど。
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
トルネード・アッパー | ↓↙←A | |
トルネード・アッパー | ↓↘→↗A | ジャンプしながら |
動画(1348KB)
CPUキャラとしてはバックステップが強力で起き上がりに重ねた技を回避しまくってましたが…さっぱり出てくれませんでした。同時押しとか色々試したんですが。
投げはやっぱり持っていて、凄い早いですけど、これも移植版でお馴染みのアッパーで吹き飛ばす「それは投げ技じゃないよね」っていうものでした。投げ技は一応用意したものの結局、使わないようにプログラミングされちゃってるんですね、CPU専用キャラ。
このキャラで面白かったのはリチャードと同じく「レバー下」。パンチ出っぱなしでした、しかも攻撃判定ついたまま。無茶苦茶ですよ。この人のグローブには毒でも塗ってあるのか、針でもついているのか。
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
旋風脚 | ↓↘→A | |
旋風拳 | ? |
動画(1593KB)
よくわからなかったキャラです。
変身(鋼霊身)は当然ながら体力が減ると勝手に起きるんですが、必殺技コマンドが…。
旋風脚はともかく、旋風拳が謎。変身前の衝撃波(SFC版でいう抱頭推山)もよくわかりませんでした。
どうでもいいんですが「波動旋風脚」はあくまでもSFC版の技名でMD版では「旋風脚」でAA対戦格闘が正しいならネオジオ版でも「旋風脚」。「波動旋風脚」の方がそれっぽいですが、個人的には「旋風脚」が正式名称かなと思ってます。
あ、投げは変身後でないとつかえないです。MD版では変身前でも投げ使ってましたが。
それと恒例のレバー下入れっぱなしですがタン先生の場合は「変身を繰り返す」でした。レバー下ってデバッグ用だったんですかね?
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
ドラゴンキック | →←A | ドーピング後のみ |
動画(1329KB)
動画を見て頂ければわかりますが、キャラカラー(というかトランクス)が違います。
ジョーと同じ色になってしまっているので「ジョーと基本ボディが同じ」というのがかなりわかりやすいというか、何か頭が違うだけ…。ドーピングをしても体の色が変化しなかった。
SFC版ではドーピング前でもドラゴンキックを使えましたが、やっぱりというか(これもCPUキャラ相手に戦っていれば気付く事ですが)ドーピング前とは別キャラ扱いになっているようで、ニュートラルポーズや通常技も変化しています。当然、ドーピング前はドラゴンキック使えません。
ホアの攻略に少しでもダメージ与えたら飲酒前にしゃがみガード。というものがありましたが、これは必殺技と投げ技を持っていない事が前提となっていました。でも、投げ技やっぱり持ってました。これまた移植版でお馴染み(というよりジョーと同じなんですが)の技です。
ホアの場合はジョーの使いまわしなのでどうでもいいとして、他キャラの投げ技をしっかり再現していたメガドラ版は一体?(SFC版の投げ技がどうだったかはホア以外記憶に無し。メガドラ版はかなりプレイしましたが、SFC版は出来悪すぎて…)
お馴染みレバー下は特に無し。ただ、相手が別ラインにいると、非常に危険な状態になります。ライン移動も危険です。
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
毒霧吹き | ?B | テキトーにやってたら出た |
首絞め | ↓↘→A | 間合いが遠いと前移動蹴り |
首たたきつけ投げ | ↓溜め↑A | 自分右側のみ。何故に? |
動画(3012KB)
動画を見て頂ければわかりますが、凄いカラーになってます。
ホア以降のいわゆる「ボスキャラ」はカラーが全員違います。ホームステージで試してみれば違うのかもしれませんけど。
2つのコマンド投げの間合いがとにかく広い。メガドラ版ほどでないですが、かなりの強キャラと言えます。
各キャラの投げ技を忠実に再現していたMD版ですが、首絞めは通常投げ扱い。
そして、CPUキャラが使うのは見た事が無かった(上にMD版にもSFC版にも何故か移植されていない)首たたきつけ投げ。…何故か、自分(ライデン)が右側にいる時にしか使えません。けど、結構格好良かった。
首絞めも首たたきつけ投げも投げ間合い外で出すと別の技に化けます。首たたきつけの方は意味のわからない動きに。
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
旋風棍 | ↓↙←A |
動画(2456KB)
ライデンには劣るもののなかなか強烈なカラーです。
通常技も投げも割と後の作品とイメージは同じ。
お馴染みレバー下は「無敵」でした。レバー真下と斜め下で少し違っていたりも。
ホアのスーパードリンクもそうですが、どのステージであろうとお構いなしに棒は飛んでくるんですね…。
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
烈風拳 | ?A | |
当て身投げ | ←↙↓↘→A | |
ジャンプ当て身投げ | ←↙↓↘→A |
動画(1723KB)
ギース様も凄い色です。
龍虎2で巴投げを使っていたギース様…一体何なのかと思えば初代餓狼伝説の通常投げだったんですね。確か移植版では巴投げではなかったはず(記憶曖昧)。最低でもSFC版は違います。
面白かったのは当て身投げ(AAのジャンプ当て身投げってのは意味がわかりませんけどね)。
MD版の当て身投げは、基本的に攻撃判定あろうが無かろうが相手が体に触れていれば投げてしまうというとんでもない性能でしたので、当サイト(の前身サイト)ではネタにさせて貰いました。何で空ジャンプを当て身投げされるんだ、何で通常投げが当て身投げされるんだ!と。
でも、ネオジオの当て身投げは…相手の体が触れていれば発動するという性能でした。…こんなとこまでMD版はオリジナルを再現してたんですね(ある意味、全然再現してないんですがね。CPUキャラはやってこないんでそんな事)。
ちなみにSFC版の当て身投げは、かなり投げ間合いが広いコマンド投げです(人間が使った場合)。
どこまで移植度が低いSFC版。っていうか烈風拳も挑発もコマンドがわかりません。
あ、この人はラスボスだけあって、しゃがみガード出来ます。(当サイトのボスキャラ攻略動画を見て頂ければギース様がしゃがみガード可能だというのはわかる事ですが)
動画(4576KB)
ストリートファイターZEROに搭載され、ZERO2でも自由な組み合わせでの人間同士で協力しての対CPU戦がありましたが、餓狼伝説がとっくにやっていた事。
それをCPU専用キャラでやってみました。トモダチいないので、1人で無理矢理2人動かしてみた。
ホアがスーパードリンク飲んだ途端にダックの体の色が変化!!しかも何かダックの動きがとことん怪しい。
当サイトではmpg垂れ流しなので4576KBと結構重いですが、なかなかに面白いので…ナローバンドの方はムリして見なくていいです。日本語になってません。