カーマン　コール

声優：小市　慢太郎

サブストーリー

　ガルシア家のスペシャルエージェント。ロバートの父にロバートを本国へ連れ戻すよう依頼を受ける。まず、最初に彼はリョウの家を訪ねたが、肝心のロバートはグラスヒル・バレーへ向かったということだった。カーマンはリョウを同行させ、グラスヒル・バレーへと向かった。

ＣＰＵ戦勝利メッセージ

対不破　刃

　しょせん、そのていどか。

対レニィ　クレストン

　女はもう少しおしとやかにするものだ。

対ロディ　バーツ

　軽はくな男だな。

対シンクレア

　かなしい目をした女だ。

対藤堂　香澄

　ケガはないか？まったくむちゃをする娘だ。

対王　覚山

　さあ道をあけてくれ。私は急ぐのでな。

対リョウ　サカザキ

　なるほど、極限流空手。うわさにたがわぬすご腕だな。

対ワイラー

	ワイラー	よおっ、あんた一体何者だい。
	カーマン	ロバート・ガルシアという男を追っている。ここに来なかったか？
	ワイラー	知るかよ。てめえの態度気にいらんな。ちょうどいい俺の実験に付き合ってくれ。
	カーマン	悪い冗談だ。

対ワイラー

　ばけものめ、少しはこりたか！

対ロバート　ガルシア

	カーマン	さて、お前の逃走劇もここでおわりだ。私と一緒に本国まで帰ってもらう。
	ロバート	リョウの言うとった事はほんまやったんか。わいにはまだやらなあかん事が残っとるんや。
	カーマン	ロバート、あまり手をかけさせるな。
	ロバート	カーマン、今のわいに何を言うても無駄や。力づくでもあんたをふりきってみせるで。
	カーマン	極限流空手であのひよっこがどれだけ成長したのかじっくり見せてもらう

エンディング

	カーマン	いい腕だ、立派になったものだなロバート。時に、お前は誰かを追ってここまでやってきたと聞いたが。
	ロバート	ああ、しかしあんたに見つかってもたらそれもでけへん。もう少しやったのに…
	カーマン	しばらく見ない間に随分なき言を言うようになったじゃないか。あのはねっ返りのロバート坊やはそんなことを言わなかったがな。
	ロバート	なんやと、言わせておけば！
	カーマン	フフッ、そのいきだ。さて、お前の居所はこれでわかった。まだ、国に帰るまで時間がある。ロバート、その間だけお前に時間をやろう。やり残したことがあるなら行って来い。
	ロバート	カーマン…恩にきるで。
	カーマン	どうも私は、昔からあいつに甘いというくせが治らんようだな。
	カーマン	もしもし、ええ、ロバートは発見できました。了解しました。アルバート様にはそうお伝えしておきます。やれやれ、あのお方もひどい。近くまで来ているのなら一目会ってあげればいいものを…ロバート、しかしよくあそこまで成長したものだ。極限流空手、いいものと出会ったな、ロバート。

勝利メッセージ

尊敬

　私をここまで追いつめるとは・・冷や汗ものだ。

普通

　久しぶりに熱くなれた。私もまだまだ若いな。

余裕

　今のが手本だ。少しは勉強になっただろう。

挑発

　出直してこい。素人が！

特殊技

カット・ストレート

←Ａ

　立Ｋを受け止めてストレートで反撃を行う技。
　相手が立Ｋを出さなかった場合はただの立Ｐになるのでパンチで牽制する時は毎回、この技のコマンドを仕込んでおくといい感じです。…実は後出しでも「取る」事は可能ですが、間合いの把握や反応が難しいので狙って出来るものでもなく、やはりパンチで牽制してたら偶然「取れ」てしまったという感じな使い方で十分かと。

カット・ハイキック

←Ａ

　中段キックを受け止めてハイキックで反撃を行う技。
　コマンドはカット・ストレートと同じですから、相手の技によってこちらの技が変化するというだけの事です。
　これにより相手は立ち会いで下手に蹴りを出せなくなるわけです。ダメージも結構あるので悪くはないですね。でも、この人、こんなんばっかりで攻め手にかけるような…ストーリー上は龍虎外伝で最強のような気もしますが、ゲームでの強さは最弱と違います？…いや、シンクがいるか。

ダッジ・ストレート

←ＡＣ

　攻撃避け後にストレートを放つ技。
　ＫＯＦ９５にあったカウンター攻撃に似てますが、避けだけで終わる事はなく、自動的に攻撃も行ってしまいます。
　避け中は全身無敵なので覇王翔吼拳もかわす事が出来ますが結構使いにくい技です。

ダッジ・ハイキック

←ＢＣ

　攻撃避け後にハイキックを放つ技。
　ダッジ・ストレートと性質は同じで攻撃内容が違うだけです。どちらもヒットさせればダウンを奪う事が可能でダメージも同じ。
　リーチはこちらの方が長いですが、硬直時間も長い…と、まあこんな程度の違いですね。

スタンディング・バックナックル

ＡＢ

　裏拳です。浮かせ技で、かつ発生は早めなのですが、リーチが短いです。
　遠距離戦は苦手ですから接近戦を挑む事が多くなる人ですが、それでも使いにくいと言わざるを得ないです。

ハイポイント・ヒール

←Ｂ

　左踵落とし。左踵は高性能という鉄拳の伝統に従い、カーマンの生命線とも言える技となってます。このゲームは鉄拳ではなく龍虎ですが…。下段避け的な性能を持ち、ガードされても隙はまるで無し、ヒットすれば相手は浮くのでそのまま空中コンボという割とインチキ入った技です。出が遅いという弱点は抱えてますけど。
　浮かせた後は→Ａ・→Ａ・→Ｂを入れれば体力の半分程。ただし、近距離で当てた場合…つまりは攻撃の途中でヒットしてしまうわけですから、脚を振り下ろし終わるまでカーマンは動けないので結果的に「硬直が長い」という事になり→Ａが間に合わなくなります。というわけで近距離で当ててしまった場合は出の早い立Ａを挟み、そこから→Ａにつなぐ事になります。ダメージが増えるので実は近距離で当てた方がいいのかも。

スロットル・ナックル

相手足向けダウン時に↘Ａ

　ダウンした相手にまたがり、相手の顔を掴み持ち上げ、もう片方の拳で殴りつけるという男の技。
　通常のダウン攻撃よりもダメージが大きく、かつ硬直も短いという高性能な技ですが、ワイラーとシンクレアには使えません。体格が違いすぎるワイラーはともかくとして、何故にシンクレアに対してまで？

必殺技

ヘフティガー・シュトースアグリフ

↓↙←→Ａ

　相手の攻撃を受け止めて反撃する技で、属性は当て身打ち。
　通常技、特殊技、必殺技を問わずに、基本的に下段以外の技なら取る事が出来ます。取った後はオーバードライブキック！所詮は当て身打ちなのでダメージは安定しません。特に最後の裏拳は地上の相手にはどうやっても当たらず、ジャンプ攻撃を受け止めた時にしか当たらないという実に男らしい仕様となっております。…特殊技にも当て身技はあるので、普通はそっちを使いますよねぇ。

ゲバルティガー・フーストリット・フォン・オーベン

↓↘→Ｂ

　飛び蹴り上げ。ジャンプ力がありすぎてとんでもない高さにまで飛び上がってしまうので通常の立ち会いではまるで使えない技です。カーマンが何故にこのような技を使うのか理解しがたいです。攻撃の発生は早いので密着間合いでのカウンター技に使うしか無いかも。…実はカーマン唯一の気力無しでも使用可能な必殺技。
　気力無しバージョンではジャンプ力が極端に落ち込み、攻撃後の隙がかなり小さくなりますが、ダメージが小さすぎるので頼りにはなりません。

クイック・アンダー・ストレート

→←→Ａ

　ダッシュからアンダーストレートを放つ技。クイックとありますが、当然、ノーマルのアンダーストレートよりも遅いです！
　ダメージは気力がある時ならば多少大きくなりますが、隙も大きくなりガードされると相手の近くで硬直してしまう為、かなり死ねます。元々防御主体の格闘スタイルなので自分から攻めるのはやめた方がいいかもしれませんね。

クイック・バックナックル

→←→Ｂ

　ダッシュからスタンディング・バックナックルを放つ技。クイックとありますが、当然、ノーマルの…以下略。
　気力があってもダメージはノーマル版よりも小さく…しゃがまれると当たらなかったり結構使えない技です。隙の大きさ等の性能もクイック・アンダー・ストレートに劣りまるで役立たず。アンダー・ストレートが中段なので、立ちガードはしてくれるかもしれませんが、ガードされちゃダメなんだし、この技。

超必殺技

アオファインナンダーフォルゲンテ・ビュルフェ

→↘↓↙←→↘↓↙←Ｃ

　腕を前に突き出して駆け寄り、相手を捕まえます。
　その後、捕まえた相手を計７回、投げで地面に叩きつけるという、カーマンご乱心技。
　その適当さはほとんどヤケクソ！…妙に動きがリアルで、使う技もまともなものが多いゲームなので、あまりにも単純明快にベシベシと投げる姿に「おい、アンタそれはやりすぎだろ！」とちょっとツッコミ入れたくなる技ですね。
　アルティメットＫＯをしても相手の服を破る事が出来ないという致命的な欠陥も抱えています！