声優：椿 理沙
カミアリ村を守る６荒神の１柱で平和を司る水神様。普段は常冬の洞窟なる水の洞窟を根城にしている模様。
６荒神の中で最も若く…というか幼く、その容姿も性格も子供そのもの、なのに口調は尊大。そしてわがまま。村人には「子供みたいな理由で怒る」と恐れられていたりも。
ところが本人は子供扱いされるのが大嫌い、神として敬わない人も大嫌い。…わがままだ、やっぱり。
無礼者！僕は立派な大人だ！
何？村人まで僕を愚弄しているのか？！
このようなお子様なので「降魔霊符伝イヅナ」においては、カミアリ村の水を飲んだ者全てを眠らせてしまうというイタズラだか神罰だかで村人を困らせ…主人公「イヅナ」に成敗されてしまう事に。
続編「降魔霊符伝イヅナ弐」においては日本に侵攻してきた西洋の神様を相手に不本意ながらも「イヅナ」と共に戦う事に。１年前の事を反省したのか、子供らしさは消え去りパーティーのツッコミ役…つまり「冷めたお子様」に。
「子供扱い」してくるため、主人公であるイヅナの事は「あまり好きではない」。性格的にも熱血系が入っているイヅナとは相性が悪い。
スイレン様曰く。
何を言う。胸ばかり大きいただの子供ではないか。
一方、イヅナは…。
ああ、スイレン様の場合はぺったんこ通りこして盆地か。
………………どっちも子供だ。ただ、あまりに「盆地」だった（事と尊大な口調）な為、「イヅナ弐でスイレン様が女の子にされた」だの「イヅナ弐で初めて女の子だって知った」だのと「１作目では女の子として認識していなかった」人が多かった事が２作目にて判明してしまいました。一応、村長が「女の童神」と言っているんですけど、その台詞を聞き逃すと確かに性別不詳かもしれませんね、見た目にも。
その性別不詳気味な見た目ですが、半開きかつ目つきの悪い目が特徴的。
普段は人間の姿をしているんですが、魚の化神の為、変神すると下半身が魚の、いわゆる人魚形態となります。
変神した姿が人魚であるが為に、普段は「裸エプロン」だの「金太郎腹巻」だのと言われる服装となっています。本人はその服装に疑問は抱いていないようですが…
ふっ…恥ずかしがってるようでは、ボクの勝ちだね。
ウソを言っていないのであれば本来の姿は鮭（鮭の化神の為、熊の化神である火の神「カゲン」は苦手との事）。とはいえ、魚と呼ばれるのはイヤなようで、あくまでも「人魚」であるとの主張。姿形を気にしている辺り、可愛いといえば可愛い？この人魚形態においては髪型も変化している辺り…何かこだわりあるのかもしれません。
ゲーム中でのキャラクター性能は、初代イヅナでは敵として登場する中ボスなのでどうでもいいとして、イヅナ弐では「遠距離攻撃」に特化した飛道具のスペシャリストとなってます。ゲーム中唯一の防具である篭手を装備出来ないので、防御が脆いという欠点を持っているんですが、遠距離攻撃はやはり強い…という事で終盤にはかなり使えるキャラに。
キャラ毎に相性が設定されているんですが、苦手なはずのカゲン様とは相性が良く、イヅナとは相性が悪いという、どこまでもイヅナとは気が合わないキャラとなっております。
「………わかった。すっごく不本意だけど僕も手伝おう。」