ポワワ

声優:南 央美

トリですな

 正義の味方「ガーディアンハーツ」に力を与えるという、「光の翼」を持つ「シャインバード」だそーです。
 口数が少なく、声も小さい照れ屋さん。語尾に「トリ」がつくのが特徴。トリだから語尾にトリ…実に自分の位置をわかっているヤツである。

やっかいになるトリ よろしくトリ

 元々は作品ヒロイン「ひな」の試験の為に、1週間のみ主人公宅に同居するはずだったのに、多くの他キャラ同様、居候(つうかペット)として居つく事に。
 登場してしばらくの間、名前が無いまま「トリ」だの「鳥」だの呼ばれていたのは扱い悪すぎ。いやまあ……トリなんだが、確かに。
 名前が決まった後も、コミックのキャラ紹介で「名前はまだない」などと書かれてしまったりも。
 位置的には一応は重要キャラですが、本来マスコットキャラであるべき猫少女「デイジィ」が全くマスコットキャラの役目を果たしていない為、この子と巫女少女の「琴乃」とでマスコットキャラ演じてます。所詮トリだし
 「ひな」や、主人公「和也」の頭の上にいる事が多い…みたいなイメージもってましたが、全て読み直してみるとそーいう場面ほとんど無いっすね。っつうか出番少ないですね、結構。
 性格は温厚で冷静。アニメ版では誰にも自分の誕生日の事を気付いて貰えずにいた某キャラをこの子だけが祝福してあげたり、さすが正義の味方ガーディアンハーツの力の源…いい子です!
 当然、それほどのトリともなれば、トリといえど毎日、日記もつけて…って、トリぃぃ、どうやって日記なんか書いてやがる。その羽根か、その羽根で文字書いてるのか、トリ!
 しかも日記の内容、非常に陰湿。自分以外のペットキャラである琴乃とデイジィへの恨み事…そして復讐の誓い…。シャインバードって正義の味方じゃないんだね♪

今日も琴乃が僕の晩ご飯を狙ってじろじろ見ていた。
悪いと思っているらしく実際に取る事はないが気分が悪いトリ

ポー  さて、原作を知らずにこれを読んで下さってる方々は思っているかもしれない。本当に「ボク娘」なのかと。
 実のところ…性別不明。本当に「ボク娘」に分類していいのかどうかわかりません。しかし、このトリ…一般的(?)なシャインバードと違い、人間への変身能力があります。
 その人間形態は見た目が「少女」なので、まあ多分「ボク娘」なのだろうと。実際、少女形態になれる理由とトリの性別は関係ないんですが…だからといって♂では無いと思いますし。
 この少女形態では名前がポーとなり、一人称が「わらわ」もしくは「我」となり、語尾が「ぞよ」となります。
 第2期OVAではいきなり

バカばっか ぞよ

 と、飛ばしまくり。声優ネタは誰でも思いつくからダメだってばー。
 ちなみに本人も事情を理解出来ていなかったっぽい初変身時のみトリ形態時同様に「僕」と言ってました。むぅぅ、意識して「我」とか言ってるのか、このトリ。普段「僕」のクセに。それはナニか?僕より我の方が威厳があるとでも言いたいのか

ごめんね おっ お兄ちゃん

 トリ、実は妹?…この台詞の意味するところは?トリの兄ってトリですかー。まぁ、7巻読めや。

出展
コミック:角川コミックス・エース がぁ〜でぃあんHearts 2〜7巻 /角川書店
  著者:天津冴
OVA :がぁ〜でぃあんHearts 全6話 /ケイエスエス
 (C)2003 天津冴・角川書店/ソフトガレージ
OVA :がぁ〜でぃあんHeartsぱわーあっぷ! 1〜2話
 (C)2005 天津冴・角川書店/ソフトガレージ