電影少女第２部に当たる「ＶＩＤＥＯ ＧＩＲＬ ＬＥＮ」編に登場したビデオガールです。
先に「恋編」についてですが…始まったと思ったら実にあっさりと終わっちゃいました。何か…やめさせられたそうです…。
どれぐらい短かったかというと…ヴァンダー並♪つまり全２巻。ちなみに電影少女自体は全部で１５巻あるので、恋編は全体のわずか２／１５です。残り１３は第１部の「ＡＩ」編…。
さー改めて自己紹介！ボクの名前は桃乃恋ちゃんだよん
このわずか２巻、全１４話において恋が最初に登場したのは第５話。…一応は主人公格のキャラとは思えない扱いである…まあ、まさか作者も２巻で終わるとは当時思ってはいなかったでしょうけど。
この恋ちゃんは「恋の手助け」をする為にだけ現れ…第１部ヒロインだった、あいが「愛に目覚めて人間になった」のと違い…最後の最後まで一切「恋愛」に絡む事なく、そしてビデオの中に帰っていきました。
といっても電影少女知らないとわけわからないですね。ビデオガールとはビデオを再生すると実体化する女の子です。私自身、設定とかよく覚えてません（コミックはＬＥＮ編しか持ってないでーす）。
恋愛漫画のヒロインなのに恋愛ネタが一切ない！完全フリー！！
では、魅力のない女の子なのかというと…当然、第２部に登場する女の子（といっても他には２人しかいないに等しいけど）の中では一番魅力的でしょう、優しくて強くて明るい。
想像でしかないですけど、読者の記憶により強く残ったのは「ＡＩ」よりも「ＬＥＮ」だと思われます。それほどに突出したキャラ性を持っています。よくこの子を恋愛に一切絡めない事が出来ました…。
ボク、キミをみそこなったよ キミは女の子を何だと思ってんの！？
時には主人公らしき男に厳しい言葉をかけつつもその心はいつも主人公に向いている。でも、それは決して恋愛感情ではない…他人の為にどこまでも優しくなれる女の子ですね…。
彼女にとっては…他人の幸せ、他人の恋の成就こそが自分の幸せ…決して自分自身が恋をする事はない…。
「…もう時間だ………ふたりとも元気でね！恋を大切にしてね！！バイバイ」