豊田 可莉奈

声優:荒木 香恵
個人データ
名前豊田 可莉奈(とよた かりな)
学年1年B組 出席番号22番
誕生日・星座 5月 9日・牡牛座
身長・体重151p・45s
スリーサイズB79・W53・H81
血液型B型
所属生物部
好きな教科生物
嫌いな教科科学
好きな物カエル
嫌いな物ヘビ
好きな言葉一寸の虫にも五分の魂
将来の夢生物学者になること
チャームポイント後れ毛
彼氏いない歴16年
※マニュアル及び小説では「とよだかりな」となっていますが、「とよた」がオフィシャルです。

 主人公、本田飛鳥の幼馴染み。飛鳥は親友と思っているようですが、可莉奈は飛鳥をライバル視しているという関係。えと、ホンダ=アスカとトヨタ=カリーナですか?ライバルなんですか?
 あすか120%を発売したフィルインカフェからの依頼で書かれており、半オフィシャル的な小説版(ファーストイグニッション&セカンドビジョンクエスト 著者:桑原忍)を見てみると、幼稚園、小学校とずーっと同じクラス。その間、飛鳥の悪気のない「天然」攻撃の被害に遭い続けた模様。
 中学校は別となり安心していたものの、私立繚乱女学院高等部受験…彼女の平穏はわずか3年で破られる事となった…。天敵との再会。蘇る悪夢。

楽しかったのは飛鳥だけで、ボクはいっつも被害者だったんじゃないか〜っ!

 基本的に飛鳥の事は嫌いじゃない、飛鳥に悪気が無い事はわかっている…飛鳥の優しさも知っている。ただ単に、人づきあいが苦手でカエルのケロピョンのみを友達と認識している可莉奈にとって親しく接してくる飛鳥の存在そのものが照れくさい。もちろん、飛鳥の「天然攻撃」には本気で怒りを感じるからこそ「天敵」と認識しているわけですが。この辺りは小説ではこのような描写となっています。

 何の含みもない無邪気な笑顔を向けられた可莉奈は、少し頬を赤らめた。
(飛鳥に悪気はないってわかってるのに、ボクったら!きっと心が狭いんだ)

 そう、いつも何故か可莉奈が飛鳥と一緒にいると『偶然』もしくは『奇跡のように』災難に見舞われることになる。

 そして、飛鳥への「復讐」を決意。運動部が上位を独占する部活動対抗格闘戦メガファイトトーナメントに1年生…そして文化部の身でありながら、飛鳥ともども本戦出場を果たす。そして、ゲーム「あすか120%」が始まる。

 けろぴょん‥‥ついにこの日がきたね。
 僕らが味わってきた数々の屈辱‥‥
 今日こそあの能天気爆弾女に復讐する!
 それまでは絶対に負けられない!

 豊田可莉奈というキャラはあすか120%マキシマから参入したキャラですが、キャラ間に全くつながりが無い「あすか120%」において唯一、キャラ間の絡みがあるキャラとして非常に貴重なキャラとなっています。また、初代となるマキシマから最終作ファイナルまで声優さんの変更が行われなかった事も、あすか120%という作品において異質といえます。
 つまり、それだけ「浮いた」存在である、可莉奈嬢。それだけに人気は高かったようで…。普段のしゃべりと、けろぴょんに話しかける時のトーンの違い等、荒木香恵さんの好演にもささえられた非常に完成度の高いキャラです。

 日舞? なんだかなぁ。
 メガファイトって結構レベル
 低いんじゃない?

 生物部に言われたくはない。そして一人称「僕」は「僕だけで十分だ対決」。

清子 「文化部なのに本戦出場だなんて
    只者じゃなさそうだね。
    手加減抜きで行くよ!
可莉奈「ソフトボール部の御手洗先輩か。
    先輩は僕を本気にさせてくれるかな?

 突撃三連脚を改良して編み出したと思われるバイオ・インパクトで御手洗センパイを蹴り飛ばす可莉奈嬢。
「けろぴょんがいなくても僕は闘える、でも、けろぴょんと一緒に戦ってこそなんだ!」と言う事なんでしょう、きっと。

遂に訪れた天敵「本田飛鳥」との対戦!

可莉奈「まったく‥‥なにかといえば
    ドッカンバッカン。成長がないんだから!
    飛鳥!
    積年の恨み、今日こそ晴らさせてもらうよ!
飛鳥 「可莉奈!
    可莉奈もここまで勝ち進んだんだ!
    すごいすごい! すごいよぉ!
    お互いさ、精一杯の力で、
    いい試合にしようね!

飛鳥の遠心破砕拳にけろぴょんのケロケロアタックで応える可莉奈。

 可莉奈の話を全く聞いてない飛鳥。そして心から可莉奈を賞賛し、対戦を楽しみにする飛鳥の純真さ。…可莉奈もとことん救われない。こんな正々堂々と勝負出来る場でも無い限り、飛鳥以上に「優しい」可莉奈の場合は永遠に飛鳥にやられ放題になるんでしょうね。

 天敵「飛鳥」を突撃三連脚で仕留める可莉奈。飛鳥との決着は自らの手で!…脚だけど。
 だが、望んでいたのはこんな事だったのか…。飛鳥への友情を感じつつ答えは来年、再来年のメガファイトトーナメントへ持ち越しっ。

よぉし! 来年も優勝するぞぉ!さ 帰ろうか、けろぴょん!

「けろぴょんは僕の親友だ!」