1D6とかゲーム世界の用語を平気で吐きやがる困った妖精ですが、気にしないで頂きたい。んー……実はボク、《プロテクション》みたいな技を使えるよ。
誰かがダメージを受けたら、それを1D6点減じるの。ただし使えるのは三回だけだよ
イ、イヤな妖精さんだ。しかぁぁし、驚愕の事実!この能力「一日に三回」ではなく「一生に三回」……つ、使えねぇ…ぜんぜん……ぜんぜん、優秀じゃ無ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。あ、そーゆー意味ではシグよりもボクのほうが優秀だね♪
特殊能力の無い水の妖精さんは一体何の役に立つのか。…まぁ、色々と使い道はある…が、大丈夫!ボク娘というだけで十分なまでに存在価値がある。一人称ボクの女の子を萌えと言わずして何を萌えと言うのか?基本的に役立たずで、ただ単に「バカな会話」をするだけで…時には「主人公が女の子に近付くと機嫌を悪くしてみたり」…そう、役立たずの妖精さんも萌えだ!だいじょーぶ、たとえ何の妖精かわからずとも、たとえ特殊能力が無くとも…萌え要員として必要不可欠なのは言うまでもない。キミは立派な主人公の仲間だ!!ああああっ、人生最後の《プロテクション》!!
別に主人公に特別な感情を抱いておらず、主人公が何しようがやきもち焼くこともないという点と、特殊能力を失って以降…主人公達と一緒にいるはずなのに1回もセリフが無かったという問題もあるが、実に些細なものであり、敢えて「問題点」としてあげるべきものでもない事はここに明記しておく。
「で、でもボク、この能力は一生で三回しか撃てないんだよ!?」